RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鬼そば 藤谷@渋谷 2017年4月21日(金)

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ホントは『阿闍梨』目当てだったのだが
3階で降りると戸は閉じられ、看板も無い。

ありゃ~。11月にオープンしたばかりなのに
もう閉店しちゃったんだ。

この場所って、どうにも鬼門だねぇ。


しかし問題は当座のお昼ご飯。

階下のチェーン店に行く積もりは毛頭ないし、
課題店が山積みの【神泉】まで足を延ばすには
ちと時間が足りない。

ならば、既訪ではあるものの
安定した味が見込める標題店。

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5階で降りて中を覗くと
そこそこの空きがある様子。


店内は壁や窓に向いた計九席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓。

13:15の入店で先客は三、その後
食べ終わって出るまでの来客も三。


オーダーは写真入りのメニューを見ながら直接。

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会計は渡された伝票を持ち
食後に店奥で。


食したのは、前回同様
鬼塩つけそば+大盛り。
値段は900+100で1,000円。
+50の値上がりだね。


8分ほどで、四角い盆の上に
麺とつけ汁がセットされカウンター上に置かれる。


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麺は中、やや細、やや平捻じれ。
軟らかめの噛み応え。

表面は艶々でつるんと啜れ
喉越しも清々しい。

美味しい、良い麺だ。

量は300gくらい。

麺の頭頂に盛られているのは
柑橘系の皮だけれど
どうやらマーマレードの様に処理してあるらしく
爽やかさと共に、仄かな甘さも。
勿論、香りは良い。


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つけ汁はやや茶濁した塩。
ベースは多分、乾物魚介の旨味。

そこに甲殻系の味がガツンと来て、
そうそう、この味この味。

鹹すぎず尖りも無く
良い塩梅。

水菜も添えられている。


具材は、チャーシュー、メンマ。


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チャーシューは大人の掌大、薄目が二枚。
持ち上げればほろりと崩れそうなほど軟らか。
脂もじゅわっと美味しい。


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メンマ濃い色付きの穂先が数本。
とっても軟らか。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


麺も具材も、前回とは大きく違っている。
これを進化と捉えるか?

オーダーをしてしまってから、
夏季限定で《冷やしラーメン》が850円でリリースされていることに気付く。
そっちの方が良かったかしら。