RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

濃厚鶏そば 築地とり食堂@築地 2017年3月30日(木)

目当てにしていたお店が
まさかの臨休で、さぁ困ったどこに行こうか?

【晴海通り】に出て周囲をぐるっと見渡す。

何十年ぶりかの『ふくちゃん』と迷って、
結局ドアを開けたのは標題店。

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見た目からもメニューからも
資本の匂いはぷんぷんとするけれど。


店内は一階に壁に向いたストレート五席のカウンター。
二階にも席がある様子。

11:00の入店で先客はゼロ、その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。


券売機は入り口左手。

食したのは、
味玉入り濃厚鶏まぜそば
値段は880円。

並・中は同料金なので
食券を渡すときに中盛りをお願いする。


六分ほどで、
三角形の白い丼がカウンター上に置かれる。

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具材が綺麗に揃って配置されている。


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鶏チャーシューは子供の手の掌大が二枚。
しっとりしているが、ややしょっぱい。


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メンマは穂先。
薄色・薄味で軟らかく、
仄かに芳ばしい香りもする。


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玉子の表面は薄い色付き。
黄身は赤み掛かって
とろんと濃厚。


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薬味は青葱・刻み生玉葱・素揚げの葱。


撹拌するために、さっと天地を返すと
湯気がもうもうと上がって来る。

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こんな感じだろうか。


麺はやや細ストレート、僅かに捻じれ。

油を表面に纏い、つるんとしている。
芯にはコシもあり、まずまずの噛み応え。

量は300gくらいだろうか。


タレは、鶏油・出汁・塩。

出汁がほぼほぼ透明なので
麺に絡んでいるのかが判り辛い。

掻き混ぜた時に、チキンな香りが漂ったが
ほんの一瞬。それほどのがっつりさは無い。
全体としてはあっさりで、
卓上に在る魚粉や酢等での味変は必須と思われ。

食べ終えた後で、
口の中が油でぺったりするのと
やや塩分も過多かも。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


やはり、幾つかの店で
食べたのと同じような記憶と印象。

次第にインパクトを感じなくなるのは
まぁ個人の問題で、店の側の責ではないけれど。