RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン虎ノ門店@虎ノ門 2017年2月9日(木)

前回の訪問は2008年の1月。
その時は真冬だと言うのに《つけ麺》を食べている。

しかし今日の東京の最高気温は五℃を下回り、
霙交じりの冷たい雨が降る。

さすがにこれじゃあ、熱い汁モノでしょ。


場所は【桜田通り】から【虎ノ門三丁目交差点】を
【オークラ】方面に入り、100mほど行った左手。

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店内は厨房を囲むL字型十一席と
壁に向いた五席のカウンター。

しかし、椅子がみっちりと詰まっているので
実際にこの人数が入ったら、かなり窮屈だろう。


13:40の入店で先客は八、その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入り口右手。

食したのは、
豚入りラーメン。
値段は800円。

肉も麺も少なかった記憶があるので
少々マシてみました。

カウンター越しに食券を渡すと、間髪入れずに
「どうしましょ」と声が掛かる。

野菜マシ
にんにく抜き
でお願いする。


七分ほどで
野菜がタワーの様に整えられて丼がカウンター上に置かれる。

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おっ、結構良い盛りかも、と
喜んだのは束の間。

野菜はかなりシャキなので嵩張っており、
汁に漬すとしんなりとし、さほどの量ではない。

99.9%がモヤシでキャベツはオマケ程度。

ほんの四口で野菜は九割方無くなり、
くるっと天地を返す。


イメージ 3


麺はやや細、ストレート。角が立っている。

表面はつるんとしており、
するっと啜れ、もちっとした噛み応え。

量は200gないんじゃないかな。


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スープは豚骨醤油。

表面には透明な油の層、
白い脂の粒子もたっぷり浮かぶ。

濃い琥珀色の醤油は鹹めで、
時としてほわんとした甘みも感じる。

意図的に半分ほどを残す。
それでも、後で喉が渇いた。


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豚、とゆ~か、チャーシューだなこれは。

子供の掌大、五mm厚が5~6枚。

軟らかく、味自体は良い。

でも、まるっと纏めて、『二郎』の
《豚》一個分ほどの分量じゃあないか。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


丁度、客の途切れたタイミングで店の電話が鳴り、
オヤジさんが「はい、虎ノ門!」と出ていた。

なんか鯔背だった。