RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や 庄の@ラゾーナ川崎プラザ フードコート 2016年12月10日(金)

何処かで「限定」をやっていないかなぁ、と
フードコートを渉猟すると
標題店の店先に素敵なポスターを発見する。

季節らしい商品。おまけに今年の冬は
まだ牡蠣を食べていないから丁度イイや。

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10:45の店頭着。

「30食限定」となっているけど
いくらなんでもこの時間なら大丈夫でしょ。


食したのは、
牡蠣の白味噌つけ麺。
値段は900円。

大盛を所望するも
限定の為、不可だと言う。ちぇっ。まぁ方針だからしょうがない。

重ねて「麺の茹で時間が七~八分掛かります」とも。

11番のベルを渡され、実際の待ち時間は十二分。
当該商品が纏めて複数食分、調理されていた様子。


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値段相応ではあるけれど、リッチな見目。


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牡蠣はオイル漬けのモノが二個。
身がぱんぱんに膨れている。
が、惜しいかな中が冷たい。
なのでつけ汁に暫し浸してからの方が良さそう。

火もきっちり通っているけれど、
旬の素材の旨さが漲っている。


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麺は中、ストレート。
角の立った全粒粉で濃い麦色。

やや軟らかめもつけ汁を良く拾う。
つるっとした啜り心地にむちもちな噛み応え。

量は200gほどだろうか。全然足りない。


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つけ汁は牡蠣の出汁に白味噌を合わせたもの。

牡蠣の旨味はそんなに強くない。
白味噌の上品な仄かな甘みが良い具合に効いている。

舌触りも滑らか。味噌にありがちな粉っぽさはなく
ミルキーで上質なスープのよう。

両者のバランスが良いので
最後まで飽きずに頂ける。


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薬味として切り方の異なる青葱と白葱、
具材として蕪と牛蒡が入る。

蕪は土臭さも無く、繊維を感じない歯触りだが
牛蒡の方が硬くてごりごりしてしまっている。
これは少々残念。


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チャーシューは大人の掌大、
薄めの低温調理が二枚。

口当たりが良好。


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メンマはお馴染みの焼き目が付いた穂先が一本。
軟らかい。


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大蒜チップも添えられ、最初はどうかな?と思ったが
実際食べるとつけ汁にベストマッチ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


若干の瑕疵はあるものの、総じて完成度の高い一品。
大盛対応を何とかして頂きたい。