RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ソラノイロ トンコツ&キノコ@京橋エドグラン 2016年11月28日(月)

今月25日のオープン。
加えて、あの『ソラノイロ』の新店だから
混雑店になる前に行っておかないと。

場所は地下鉄の【6~8番出口】直結。
B1Fの飲食店街の左手側。


店の前は祝の花が壁の様になっている。

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店内は厨房に向いた椅子四席、立ち四人分のカウンター。
二人掛けのテーブルが二卓。
雲形十二人は向かえる大テーブルが一つ。


12:35の着。
外から覗く限りでは空き席が散見される様だが
自分の前には六人の並び。

待っている間にはパウチされた写真入りのメニューが
前から回覧される。

ところが自分の前の女性の二人連れが
ずっとキープしていて離そうとしない。

後ろの女性などは痺れを切らして
店員さんに別の一枚を出してもらっているし。

彼女らだって前から廻されて来たんだから
後ろに渡すのは普通考えると思うんだけど、
これだけ周囲に無頓着でいられるのは
ある意味凄いと思う。


と、閑話休題

十分後に中に入るように促され、
入り口左手に在る券売機で食券を買う。

食したのは、
味玉豚骨ソバ+麺替玉。
値段は970+120で1,090円。


女性の店員さんが食券を徴取し
「席はテーブルが良いですか、それとも立ち席?」と。

いや~、やっぱり、落ち着いて食べたいよね。
少なくとも自分が居る間は、立ち席に人は向かわなかった。


食券を渡してから五分ほどで
「左側から失礼します」と
洒落た丼がテーブルに置かれる。

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替玉の食券も渡してしまっているので、
「どうすれば良いですか」と確認すると
「適当なところでお声掛け下さい」と。


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麺は細、ストレート。

表面粗くパツンとしている。

スープを良く拾い、するっと啜れる。
ぷつんとした噛み応え。
すっきりした喉越し。

ただ量は少ない。
100g無い感じ。


スープはベースこそ豚骨だけど、
かなり複雑な組み立て。

臭み無く、適度なミルキーさ。

複層した旨味なのに
しつこさはなく、すっと飲めてしまう。


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モヤシがちょっぴり盛られ
海苔はトランプ大が一枚。


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トッピングの玉子は黄身がトロトロで
出汁がたっぷり染みて濃厚。


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チャーシューは花札大が複数枚。
おそらく低温調理だろうが、スープにどっぷり漬かってしまい
既に色が変ってしまっており、残念な供され方。

でも、この豚旨い。

野趣が嫌味にならない程度に残り
しっかりした味。


するすると食べ進み
速攻で替玉をお願いする。

意外と短い時間で供される。


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醤油ダレが掛かっており、
そのまま食べても十分にイケる。


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スープに投入。

こちらの方が量も多いし
やや硬めかな。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


スープまで完飲。
美味しかったのは勿論だけど、
量が少なくて、お腹をくちくさせるためには必須。

その意味で、良い素材を使い手間も掛っているのは理解できるけど、
正直、高過ぎと思った。


それと丼の縁が反っていて厚く、
最初から蓮華を使う前提なのは如何なものかと。
直接口を着けての飲食が日本の文化なんだから。

同様に高台が付いていないのも辛い。
器を持って食べるのも、やはり日本の文化で
下に置いたままの飲食は犬食いとして
忌避されていたハズ。

スタイリッシュさを優先し
その二つをさしおくのは如何なものかと思う。

まぁもっとも、標題店に限ったことではない潮流ではあるけれど。