RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

利尻昆布ラーメン くろおび@大門 2016年10月22日(土)

芝大門】の交差点を左折して直ぐの右手。

この一角だけで六店の同業が犇めく激戦区。

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店内は厨房に向いたストレート七席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブルが各一。


11:25の入店で先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。

オーダーは各席に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に店奥のレジで。

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食したのは、
ラーメン+麺大盛。
値段は800+100で900円。

食券を渡してからほんの三分ほどで
丼が目の前に出される。


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ウリのスープは、微かに濁りのある黄金色。
表面には透明な油も浮かぶ。

一口啜って驚いた。見事に旨味がない。
動物系+魚介系+野菜系を塩梅した塩だろうとの見当は付く。

しかし、店の副題として冠されている、
加えて値段の下支えとなっているであろう昆布が
殆ど感じられない。

もっとガッツリした昆布昆布したモノを期待してたんだが・・・・。

もっとも、あまり強く煮出すと、エグ味と粘度が出過ぎるので
帳合いが難しいのは確か。

それにしても、これ程ぼうっとしたスープは久し振り。
一方で塩の尖りが無いのは好印象だけど。

完飲する頃合いで、漸く旨味が感じられるように。


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麺は細、ストレート。
軟らかめの茹で加減。

軽く歯を立てると、つっと伸び、ぷつんと切れる。
啜り心地、喉越し、共に良好。

量は200gちょっとだろうか。

『大栄食品』の麺箱が積まれいる。


具材は、チャーシュー、メンマ、たっぷりの白髪葱、糸唐辛子、クレソン。


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チャーシューは大人の掌大、
五mm厚のバラ巻が一枚。

軟らかく、箸で持ち上げると
ほろりと崩れる。

豚の味が上々。


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メンマは穂先。
薄色・薄味で、軟らかいモノが一本。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


評判の店だったので、正直、このスープには驚いた。

自分の舌が馬鹿になっていたのか、
それとも、朝早い時間のせいか。

塩/醤油の選択ができるわけだが、
後者の方が良かったんだろうか。