RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 菜々兵衛@ラゾーナ川崎プラザ フードコート 2016年9月19日(月)

『篝』と『一幻』が先月末で卒業し、つい三日前にオープンした二店は
今のところ熱い汁モノのみが供され、
猫舌かつ汗っかきの自分には辛いところだけど、
折よく涼しくなろうとしている時節柄
頑張ってみようかと思ったりもする。

11:15のフードコート着。
連休最終日に加え、外は生憎の雨ということもあろう
親子連れを中心に凄い混雑になっている。


さてどちらに並ぼうか。
待ちの少ない方にしようかな

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前には四人の客。
三分ほどで自分の番になる。


食したのは、
名古屋コーチン塩+麺大盛り+煮たまご。
値段は800+100+100で丁度1,000円、と思っていたら
税別だと言う。

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ありゃま。確かにそう書いてある。
円単位になるわけだから、できればキリの良い金額表示にしてもらいたいところ。

1,080円を支払い、
十四番のベルを受け取る。


十分後にベルが鳴り
いそいそと受け取りに行く。


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おお、なんか清々しささえ感じさせる面立ちだ。
具材よりも、澄んだスープに目が行ってしまう。


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麺は細、ストレート、僅かに捻じれ。

表面は艶っとし、するんと口の中に入って来る。
啜り上げる感覚が心地好い。

ややぱつんとし、ぷっつりした噛み応え。
塩系のスープにはぴったりと思う。

量は200g強あり、そこそこ満足。


スープは透明度が高い鶏塩。

ガツンと来る旨味はないけれど、
じわじわじわと品の良い鶏の味が染みて来る。
鄙びた古民家の縁側で初秋の陽にあたっているみたいな。

塩とは言っても出汁の旨さが満ち満ちており、
結局するっと完飲してしまう。


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二種類の葱が添えられ、これが良いアクセントになっている。


具材は、チャーシュー、メンマ。


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チャーシューは大人の掌大、ややの厚みありが一枚。
豚らしい味がし、食べ応えもある。


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メンマは穂先が三本。
軟らかく、仄かに味が染みている。


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トッピングの玉子は薄い色付き。
半分に割ると黄身がとろりと流れ出し
海苔の佃煮のような旨味が染みている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


税別表示は判り難いけれど、
(自分が食べられる)残り二品、
《醤油》と《中華そば》も食べてみたいと思った。

これから寒くなるから、おいおい、とね。