元祖旨辛系タンメン 荒木屋＠蒲田 2016年5月21日（土）

【西口】に出て【サンロード商店街】を直進。
アーケードが途切れて、更に５０ｍほど行った左手。

開店二分前の着。この時点で既に四人の並び。
定刻通りに暖簾が出され、直ぐに中へ。

店内は厨房を囲むＬ字型八席のカウンターに
椅子が三脚セットされている小テーブルが一卓。

十分ほどで満席になり、五人ほどの並びもできる。

オーダーは直接、会計はその場で直ぐに。

食したのは、
冷し五目野菜麺+麺大盛。
値段は830+60で８９０円。

開店当初のブロガーさん達の投稿を見ていると、
辛くないメニューもあったみたいだけど、
店頭の表示を確認する限りでは全てが辛そう。
でも、ま、なんとかなるでしょ。

十六分とかなり待って、最初につけ汁が、
一拍遅れて麺が供される。

麺は中ストレート、僅かに捻じれ。

頭頂部にはモヤシがたっぷり盛られ
後で、これに救われることになる。

タンメンで多いぽくぽくした麺を想定していたんだが
意外と滑らかで啜り易く芯にはむちっとコシもある。

量は300ｇに欠けるくらいだろうか。

つけ汁は・・・・、どこからどう見ても赤い。
一瞬、ココロが折れそうになる。

でも、ままよと一口啜れば、へぇ
確かに辛いけどしっかりした旨味も感じる。

これなら行けるかも。

麺をたっぷりと漬し、調子良く啜り込む。

しかし元気が良かったのは最初のうちだけ。

次第に汗が吹き出し、舌はひりりとし辛味に支配され
唇がぽってりしたような感覚になり、
尾籠なハナシだが鼻水は出て来るし、
最後の方は、正直ちょっと涙目に。

でもベースのつけ汁は良好。肉・木耳も入って
野菜もたっぷり、葱も多く盛られているし、玉子もちゃんとトッピング。

野菜はくったりと味が染み、麺に盛られているモヤシは
浅茹ででしゃきっとしているから食感の対比も面白い。

でもほんのちょっとだけ残しちゃったけどね。
許容範囲でしょ。

評価は、☆５点満点で４．０（☆☆☆☆）。

ではあるものの、何時も通り超速で食べ終え
先に配膳された人達を横目に見ながら
「御馳走様」と声を掛け、暖簾を撥ねて外へ出る。

汗を拭き拭き、これくらいの辛さなら何とかなるな
と、独りごちる。

でも辛くないメニューも食べてみたかった。