RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

龍の家@新宿 2016年3月12日(土)

小滝橋通り】沿い。
『古武士』『二郎』『味噌屋八郎』と
この界隈だけで主だった店が四軒もかたまっている。

標題店の前はよく通るんだけど
『龍の・・・・』と付く店は、なんとなく{中華}の先入観があって
キチンと確認してなかったのよね
「たつのや」と読むのね。


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11:00の店頭着で一番乗り。
店内は厨房に向いたL字型十席のカウンターに
二人掛けと四人掛けのテーブルが各一。

最初の方こそ、ぱらぱらとの来客だったんだけど
11:15を過ぎる頃からどっと押し寄せ凄いコトに。
食べ終わって出る頃には写真の状態に。

それしても、近隣の『武蔵』もそうだけど、
日本人以外の比率が随分と高い。


券売機は入り口右手。


食したのは、
つけ麺もつ大盛り300g。
値段は880円。

食券を渡すと
「つけ麺は少々茹で時間を頂きます」との
声が掛かる。

まあその間は、おばんざい宜しくカウンターに置かれている器から
モヤシと高菜をちょいと頂けるんで、全然問題ナシ。

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随分と赤っぽい色が付いているけど、
自分でもするっと食せるくらい。


十分ほどで麺とつけ汁がセットされ供される。
そして「〆のお粥がありますから、つけ汁は
残して置いて下さい」と謎の一言も添えられる。

お粥、ですか?


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麺は中やや細ストレート。

表面滑らかでつるつる、喉越しも上等。
そして、しこしこした噛み応え。
香りも良いし、麦の味がする蕎麦を食べているみたいなんですけど。

量は300g確かにありそうなんだけど、
あまりにもするっと食べられるので、
なんか物足りなく感じてしまう。


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つけ汁は豚骨ベースの醤油と思われ、
表面にはマー油と白い脂。

かなり濃い色に最初は身構えたんだけど、
え~っつ、全然鹹くないです。

バランスのとれた旨味に仄かに甘さを感じる程度。

そして投入されているモツの味がしっかり乗り移り
こりゃ~イイや。幾ら食べても全く飽きません。


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モツはカリカリに焼かれたモノが数個。
歯応えはしっかりあるけど、臭み無く
らしい旨味、そしてつけ汁への貢献度大。


具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。


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チャーシューは花札大の薄目が二枚。
何の気なしに口に入れたら、おっ
程好い薫香が心地好い。
外見からは窺い知れなかったので、嬉しい不意打ち。

メンマは薄色で薄味。
軟らかい舌触り。


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海苔は短冊大が三枚。
ぱりっとしている。


麺を食べ終わったので、予告に従うべく声を掛けると、
つけ汁が一旦下げられレンジで再加熱。
同時に椀が一つ渡される。

蓋を開けると・・・・、おお
お粥だぁ。

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試しに蓮華で一掬い。いい塩梅に炊けている。
次につけ汁を少々掬い、その後お粥を足して。これもいいな。
で、最後はつけ汁の器に全てあけて、良くかき混ぜて熱々を頂く。
うは~、温まる~。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


麺もつけ汁も具も納得の美味さとコスパ
おまけにお粥も堪能して、もう気分はパラダイス。