RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 萬福@東銀座 2016年2月24日(水)

最寄駅は【東銀座】だけど【銀座】からも十分に徒歩圏内。
松屋通り】を直進し【昭和通り】を渡り
50mほど行った左手。

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店内は厨房に向いたストレート七席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓に二人掛けが四卓。

12:45の入店で先客は六、
その後食べ終わって出るまでの来客は三。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。

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会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。


食したのは、
ワンタンメン大盛。
値段は990円。


ほんの四分ほどで
大き目の丼が目の前に置かれる。
生姜の香りがほわんと立ち上がる。

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麺は細、縮れ。
つるんと滑らか、軽く啜るだけで
するっと口の中に入って来る。

ぷつりとした噛み応え。
歯に纏わり付くことなく喉越しも良好。

量は、そんなになくて、200gくらいだろうか。


スープは濃い琥珀色の醤油。

でも見た目ほどには味は濃くなく
非常にあっさりしており、直近の強い旨味に慣れた舌には
最初の内は正直物足りなく感じる。

軽い甘み。生姜も尖り無く香る。加えて八角の味もし、
なるほど「中華」の文字が冠されている理由がよく判る。

日本の蕎麦の味付けじゃないものな。

次第に旨味も感じるようになり、ほぼ完飲。
それでも後で喉が乾かないんだから。


具材は、チャーシュー、ワンタン、メンマ、ホウレン草、鳴門、玉子焼き。


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チャーシューは子供の掌大、薄目が一枚。
しっかりした噛み応えに豚らしい味。

ワンタンはつるりんとし、肉が詰まったものが五個。
口当たりが最高。


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メンマは濃い目の味付けと色。
さくりとした歯応え。


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そして、この店の代名詞
三角形に切られた薄焼きの玉子焼きが一枚。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


前回来たのは学生時代だから
もう三十年も前のこと。

店の造作は変っているハズなのに
不思議と懐かしさが漂う。


そしてかなり高齢に振れた客層。

老夫婦が向かい合い、ゆっくりと
麺を啜っている。

食べ終えた二人は、この後
珈琲でも飲みに行くんだろうか。