RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

真鯛らーめん 麺魚@錦糸町 2016年2月6日(土)

先月初旬のオープン以来、瞬く間に繁盛店に。
並びも凄いと聞いていたので、少し早目に家を出る。

【南口】から【京葉道路】を【両国】方面に。
千葉銀行】の手前を左折し100mほど。

10:50の着。
既に並びが見え、
ひいふうみ、と数えると・・・・、
おお、開店と同時に、何とか着席はできそうだ。
六人の後ろにつき、その後もどんどんと列は伸び、
開店時には十人を超える。

食べ終わって出る時には写真の状況。

イメージ 1


何人かは入れ替わり、数人は店内で待ち、
店先にも三人。
店を挟んだ空き地側の道路にも更なる並び
(ちなみに、交通整理の御兄さんは、
近所の工事現場か「Wins」のいずれかの人で、
標題店に雇われたのでは、たぶんない)。


壁に沿って待っていると、換気扇の排気口から、
暖かい鯛の香りが勢い良く噴き出して来る。

く~、こりゃ堪らん。空腹中枢が刺激される。
早く喰わせてくれ~~~~。


11時丁度に暖簾が出され、順次入場、食券を買う。


店内はL字型八席のカウンター。
券売機は入り口左手。


食したのは、
味玉真鯛らーめん+大盛。
値段は900+100で1,000円。

四杯分を一ロットとしている様で、
少々時間が掛かる。

食券を渡してから十五分後、白い丼が目の前に置かれる。
途端に、鯛の清澄な香りが立ち上がる。
例えると、塩竈を割った時の、あの感覚。

イメージ 2



イメージ 3


麺は細縮れ。
淡い麦色、茶色い粒子が散在する全粒粉。
筋の良い、更科蕎麦の様な外観。

表面は、透明さの中にも、ごつごつした口当たり。

啜り心地はするっと良好、喉越しも最高。
麦の香りも上々。

ぷっつりした噛み応えに
スープの持ち上げも程好い。

量は200g強だろうか。


イメージ 4


スープは軽く白濁し、香りも味も鯛、鯛。
旨味がぎゅぎゅっと詰まっている。

時々香る柚子もまた善し。

旨味を補強する意味でだろうか、
炙られた鯛の身も

イメージ 5


ぱらりと投入されている。

魚特有の臭みも無いし、
妙にしょっぱすぎもしない。

誰かさん風に言えば、
旨味の黄金比や~~~~、って感じ。



具材は、チャーシュー、青菜。


イメージ 6


チャーシューがこれまた素晴らしい。
低温調理で、くにゅっとした噛み応え。
そして薫香。燻し加減が嫌味にならず適度。

加えて量が多いんだ、意外と。

多くの人が追加している理由がよく判った。


イメージ 7


イメージ 8


トッピングの玉子の表面は薄い色付き。
しかし、少々斑になっているところを見ると
こちらも軽く燻製されているよう。

中を割れば黄身は蕩け出すが、
出汁が中に注入されている様な緩さ加減。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


いや~、旨かった。こりゃ~繁盛するわ。
今は×印が付いているけど、
《つけ麺》類も楽しみだな。


それにしても【錦糸町】、
牡蠣の『佐市』
にんにく味噌の『まんぷく商店』と、
随分と特化した店が集まって来たなぁ。