RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

こうや麺房@御茶ノ水 2015年8月29日(土)

【順天堂医院】を右手に【順天堂大学】を左手に見ながら
外堀通り】から【本郷通り】に抜ける途上の左側。

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店内は厨房に向いたストレート七席のカウンター。
四人掛けのテーブルが三卓、二人掛けが一卓。

11:25の入店で先客はゼロ、
その後食べ終わって出るまでの来客は三。

券売機は無く、店内の貼り紙等を見ながら
オーダーは直接、会計は食後に入り口左手奥のレジで。

普段は熱い{汁モノ}オンリーと思われるが
季節商品で冷たい麺も供している様で、
店頭にはそれらしい幟も立つ。

勿論、店内の壁にも、その旨の貼り紙があり
「当店独特つゆつけ式麺」などと書かれている。


食したのは、
涼麺 大盛り。
値段は950+150で1,100円。

大盛りが百円を超えるのは如何か と思ったが
少なかったら悲しいし、背に腹は替えられない苦渋の決断。


八分ほどで麺とつけ汁が供された。


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ほう。まりっきり《冷やし中華》のような外観だ。


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刻み海苔・胡瓜・クラゲ。
胡瓜の千切りは幅が綺麗に揃っている。
クラゲの味付けは控え目、辛味も抑え目。

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たっぷりの葱に錦糸玉子、そしてチャーシュー。
錦糸玉子も素麺の様に細く、これも幅が揃っている。
チャーシューは子供の掌大、5㎜厚の一枚を拍子木状に切ったもの。
懐かしい焼豚の味がする。


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下に隠れている麺は細、縮れ。
表面は水でパシッと締り、艶々でつるつる。

ぷつんとした噛み応えに良好な喉越し。

そして何よりも水切りが完璧で
食べ終わった後に、殆ど水分が残らない。

量も300g近くあり、この手のお洒落さを纏ったものにしては
そこそこお腹の膨れる分量。


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つけ汁は醤油出汁。
最初はちょっと鹹いかと思ったが、
食べている内に良い塩梅に。

尖りも無く深い旨味に、ほんの少しだけ中華が香る。


中途、素麺を気持ち良く食べている感覚になってしまった。
ホントは違うのにねぇ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


つけ汁に漬すように指示されたし、
自分も何の疑問も持たず、《つけ麺》のような
食べ方をしたけど、{ぶっかけ}にしても美味かったんじゃ?と
思ってしまった。