確か《汁ナシ》があったはずだよなぁ、と思っていると
店頭に素敵な看板を発見する。
店頭に素敵な看板を発見する。
これこれ、これでしょ。
店内はL字型十一席のカウンター。
11:25の入店で先客は二、
その後食べ終わって出るまでの来客も二。
11:25の入店で先客は二、
その後食べ終わって出るまでの来客も二。
券売機は入り口右手。
カウンター越しに食券を渡すと、
「麺の硬さ、醤油、油はどうしますか?」と確認される。
「麺の硬さ、醤油、油はどうしますか?」と確認される。
え?野菜とニンニクは聞いてくれないんだ。
「野菜マシ」だけが頭にあったものだから虚を突かれた感じで、つい
「普通で」と言ってしまって、しまったぁ、と思う。
「野菜マシ」だけが頭にあったものだから虚を突かれた感じで、つい
「普通で」と言ってしまって、しまったぁ、と思う。
こ~ゆ~咄嗟の時に機転が利くように、
普段から心を整えておかねばと、深く反省。
普段から心を整えておかねばと、深く反省。
七分ほどで「お待ちどうさま」と
丼がカウンター上に置かれる。
丼がカウンター上に置かれる。
おや、この時点でも野菜の量が結構多い。
モヤシ主体でキャベツはちょぼちょぼ。
生に近い茹で加減でしゃっきりしている。
モヤシ主体でキャベツはちょぼちょぼ。
生に近い茹で加減でしゃっきりしている。
中央には黄身がぽんと置かれ、
よく混ぜれば、濃厚さもプラスされる。
よく混ぜれば、濃厚さもプラスされる。
赤い一味は判るとして、黄色い粒子は何だろ?
チーズっぽいけど、この程度の量で、味に影響するんだろうか。
チーズっぽいけど、この程度の量で、味に影響するんだろうか。
チャーシューは乱角がたっぷりと。
硬めの茹で加減でしっかりと歯応え。
臭みはないけど豚らしい味がする。
硬めの茹で加減でしっかりと歯応え。
臭みはないけど豚らしい味がする。
麺は中やや細、捻じれ。
黄味を帯び、見るからに手強そう。
黄味を帯び、見るからに手強そう。
しっかりした歯応えにごわりとした食感。
麦の味もみっしりと詰まっている。
麦の味もみっしりと詰まっている。
普通の茹で加減でもつるつるとは啜れず、
野菜と一緒にはむはむと口の中に運ぶ。
野菜と一緒にはむはむと口の中に運ぶ。
量は200gくらいだろうか。
汁はあまり多くなく、食べ終われば
丼の底に僅かに残る程度。
丼の底に僅かに残る程度。
豚骨の出汁主体に醤油。尖りが無く
旨味だけが舌に載る。
旨味だけが舌に載る。
時として良い香りもし、
これはどうやら油(店内の貼り紙によると鶏油)のよう。
これはどうやら油(店内の貼り紙によると鶏油)のよう。
ただデフォでも大蒜がそこそこ入っており、
味と鹹さが自分にはちょっと強かった。
味と鹹さが自分にはちょっと強かった。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
安価なのにそこそこお腹も膨れた。
でも底に残った汁を見て、
ああ「野菜マシ」だったら綺麗に無くなったろうに、と
ちょっと残念に思ったのも確か。
ああ「野菜マシ」だったら綺麗に無くなったろうに、と
ちょっと残念に思ったのも確か。