RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系らーめん 侍@渋谷 2015年8月15日(土)

明治通り】沿い。もうあと100mも行けば【並木橋】だから
【渋谷】も外れに近いような場所。

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確か《汁ナシ》があったはずだよなぁ、と思っていると
店頭に素敵な看板を発見する。

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これこれ、これでしょ。

店内はL字型十一席のカウンター。
11:25の入店で先客は二、
その後食べ終わって出るまでの来客も二。

券売機は入り口右手。


食したのは、
まぜそば
値段は600円と格安。

カウンター越しに食券を渡すと、
「麺の硬さ、醤油、油はどうしますか?」と確認される。

え?野菜とニンニクは聞いてくれないんだ。
「野菜マシ」だけが頭にあったものだから虚を突かれた感じで、つい
「普通で」と言ってしまって、しまったぁ、と思う。

こ~ゆ~咄嗟の時に機転が利くように、
普段から心を整えておかねばと、深く反省。


七分ほどで「お待ちどうさま」と
丼がカウンター上に置かれる。


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おや、この時点でも野菜の量が結構多い。
モヤシ主体でキャベツはちょぼちょぼ。
生に近い茹で加減でしゃっきりしている。

中央には黄身がぽんと置かれ、
よく混ぜれば、濃厚さもプラスされる。

赤い一味は判るとして、黄色い粒子は何だろ?
チーズっぽいけど、この程度の量で、味に影響するんだろうか。


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チャーシューは乱角がたっぷりと。
硬めの茹で加減でしっかりと歯応え。
臭みはないけど豚らしい味がする。


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麺は中やや細、捻じれ。
黄味を帯び、見るからに手強そう。

しっかりした歯応えにごわりとした食感。
麦の味もみっしりと詰まっている。

普通の茹で加減でもつるつるとは啜れず、
野菜と一緒にはむはむと口の中に運ぶ。

量は200gくらいだろうか。

『酒井製麺』の麺箱が厨房内に積まれている。
{家系}王道ね。


汁はあまり多くなく、食べ終われば
丼の底に僅かに残る程度。

豚骨の出汁主体に醤油。尖りが無く
旨味だけが舌に載る。

時として良い香りもし、
これはどうやら油(店内の貼り紙によると鶏油)のよう。

ただデフォでも大蒜がそこそこ入っており、
味と鹹さが自分にはちょっと強かった。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


安価なのにそこそこお腹も膨れた。

でも底に残った汁を見て、
ああ「野菜マシ」だったら綺麗に無くなったろうに、と
ちょっと残念に思ったのも確か。