RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

煮干ラーメン専門店 ラーメン凪 煮干王 新宿ゴールデン街店 別館@新宿 2015年5月1日(金)

【TOHOシネマズ新宿】を起点にすると判り易い。
『二郎』を結ぶラインを背に
右手に『屯ちん』『叙々苑』を見ながら
次のブロック。

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「煮干しが嫌いな方御遠慮ください」とは
凄い書きっぷり。

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「こだわり」についてもたっぷりと記載されている。
24時間年中無休の営業時間も頼もしい。

店内は細長いL字型十八席のカウンター。

13:10の入店で先客は四。
でも空いていたのはそこまでで、
以降は次々の来客。
自分が食べ終わって出るまでは
満席に近い状況が維持される。

券売機は入り口左手。


食したのは、
つけ麺+麺大盛。
値段は870+100で970円。

食券を渡すと「大盛は500gまで対応できます」とのことで
「茹で前ですか後ですか」と確認すれば、「前」との返答。
う~ん、「前」で500gは多いなぁ。
「300gで」と答えれば、「うちは並で300gなんですが」と返されたので、
「ぢゃ、500gでお願いします」と。

事前に、「これくらいになります」と
見せて呉れたが、う~ん、そんな量かなぁ・・・・。

更に「茹で時間は十分かかります」とも。


きっかり十分後に、麺とつけ汁が供される。


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げ、丼にこんもりと麺が盛り上がっている。
確かに底までみっしり詰まっていれば
大層な量かも。

ま、何とかなるでしょ、と食べ始めて暫し、
箸の先が何か硬いモノにこつんと当たる。

何のことはない、水切り用の笊が仕込まれていたのだ。

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いや~、だったら全然問題ありません。
体感量としては、茹で前330gくらいだろうか。
そこそこお腹が膨れる。
勿論、表示は、予めどの程度の含有水分かによって
違ってくるだろうし。


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とは言っても、麺は美味い。
中太縮れ。
表面はつるつるだけど
中にはしっかりとコシがアリ
強い弾性。
噛み応えも十分で、麦の旨味も詰まっている。


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加えて、オマケ的位置づけの
《いったん麺》が素晴らしい。

一枚分が大きな短冊大のものが二枚。

つるつるしてもちもちして、
堪らないなぁ、これは。

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カウンターに置かれた書き付けには
「追加できます」とあるけど、どうなだろうか。


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つけ汁は煮干し。
よくある豚骨+魚介とはかなり様相を異にしている。
粘度はさほど高くないのに、
ちょっと漬しただけで十分に麺に旨味が乗り移る。

煮干しの強い香りと味。そして独特の甘み。
それでいて、しつこくない絶妙の加減。

これはイイ。


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具材はチャーシューのみ。

乱角が数個。味は沁み、噛み応えも
豚らしい旨味もちゃんとある。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

この店も多店舗展開だけど、
店毎の微妙な差が楽しい。

それとも、この違いは
単純に時間の経過によるものかしら。