確かに旨かった記憶はある。
ただそれよりも狭くて暑かった店内の記憶の方が
勝っている。2008年5月のコト。
ただそれよりも狭くて暑かった店内の記憶の方が
勝っている。2008年5月のコト。
昨年『拉餃びー』の近くに復活し、
あっという間に繁盛店に。
いつ前を通っても行列だったのに
そこも引き払い、今度の店は
【日比谷通り】沿い『大斗』の跡地。
あっという間に繁盛店に。
いつ前を通っても行列だったのに
そこも引き払い、今度の店は
【日比谷通り】沿い『大斗』の跡地。

看板の裏側に旧店の痕跡が残っているのは
ご愛嬌。
ご愛嬌。
店内はストレート八席のカウンターに
二人掛けのテーブルが三卓。
二人掛けのテーブルが三卓。
13:00の入店で先客は十、
その後食べ終わって出るまでも次々の来客で
満席に近い状態が維持される。
その後食べ終わって出るまでも次々の来客で
満席に近い状態が維持される。
しかし、正直並びを覚悟していたので、
その点では少々気が削がれる。
その点では少々気が削がれる。
券売機は入り口正面。

食したのは、
ホタテの69つけ麺。
値段は920円。
ホタテの69つけ麺。
値段は920円。
店内は大音量でJ-ROCKが流され
どうやら、それをもじってのネーミングだろうか。
どうやら、それをもじってのネーミングだろうか。
ラーメンが先に調理され、
つけ麺は纏めて後回しになったので、
商品が供されたのは十五分後と
随分と経ってから。
つけ麺は纏めて後回しになったので、
商品が供されたのは十五分後と
随分と経ってから。


麺は中、平、縮れ。ややの厚みあり。
表面は艶々と滑らかで啜り易いが
噛み応えはもっちりとし、
これは好きなタイプ。
表面は艶々と滑らかで啜り易いが
噛み応えはもっちりとし、
これは好きなタイプ。
麦の香も鼻に抜け、
非常に良く出来ている。
非常に良く出来ている。
量は300gにやや欠けるぐらいだろうか。

つけ汁は帆立の香りが特徴的。
とんと目の前に置かれた途端に
むんとした芳香が立ち上がる。
とんと目の前に置かれた途端に
むんとした芳香が立ち上がる。
粘度は強めで、
麺への絡みは上々。
麺への絡みは上々。
強い旨味の乗り移りも十分で、
食べ終わった後は、口の周りがぺたぺたになった。
食べ終わった後は、口の周りがぺたぺたになった。
中に浮遊している白い物体は
大根の乱切り。
大根の乱切り。

個人的には無い方が
良いと思った。
良いと思った。
具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。

チャーシューは短冊大の薄目が一枚に
ブロックの端が一片。
豚らしい味に歯応え。
ブロックの端が一片。
豚らしい味に歯応え。

メンマも拍子木状が数本。
ただ時として ごりりとした繊維が歯に当たり
あまり好ましくはない。
ただ時として ごりりとした繊維が歯に当たり
あまり好ましくはない。
海苔は10cm四方が一枚で厚みあり。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
濃厚さはかなり異なるけど、
こういった方向性の味だったのが
食べ進むと共に想起される。
こういった方向性の味だったのが
食べ進むと共に想起される。
良い店が復活してくれたものだ。