RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

仙台牛タンねぎ塩ラーメン 㐂蔵@東京ラーメンストリート 2015年3月10日(火)

未訪かつ、一番混んでいなそうな標題店に
なんの迷いもなく突進する。

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店内は、向かい合った片側七席のカウンター。
二人掛けのテーブルが九卓。

11:23の入店で先客は十。
その後食べ終わって出るまでの来客も十。

他の店は相応の混雑にもかかわらず、
やはり余裕のある入りは、
まぁ、此処が一番高額に見えるからねぇ。

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券売機は店の外左側。


食したのは、
ラーメン(牛タン1枚)+麺大盛り。
値段は830+170で1,000円。

大盛りが+170円は、ホントに強気な値付けだ。


四分ほどの短い時間で、丼が目の前に
とんと置かれた。


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おお。全面をたっぷりの葱が覆っている。


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チャーシューは一枚。
大人の手の大きさ。
箸でつまむとほろほろと崩れる。

一口食べれば、ほう、確かに牛タンの味がする。
それにしても、こんな軟らかいのは初めてだ。
味も抜けてないし、たいしたものだ。


添えられた乳白色の練り物は何かと
一口舐めれば、
おやおや大蒜のペーストだ。

う~ん、これから会議なのにと、ちょっと怯むが、
スープに溶かせば、それ程の匂いはしなくなる。

が、一方で、そんなに旨味がプラスされるわけでもない。


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それ以外の具材はたっぷりの木耳。くにゅっとした歯触りで良好。


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麺は中、やや平、ストレート。ちょっと捻じれ。
表面はつるつると啜り易く、
噛み応えはちょっとむにゅっとしているけど
芯にはちゃんとコシもある。

量は200gちょっとだろうか。


スープは特徴がある。
事前には、〆に出て来るテールスープのようなものを想定していたのだが、
透明度は低く、胡椒辛さも塩鹹さも無い。

意図的に澄んだ味を求めずに、幾つかの牛素材を積み上げ、
複層的に雑味を混ぜた様な味。

なので、単調に過ぎず、麺にぴったりと合っている。
勿論、たっぷりの葱にもね。
あうやく完飲するとこだった。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

ではあるけれど、一杯のラーメンとして見た場合には
C/Pが悪く感じてしまう。
牛タンが高価なのは判ってるけど。