RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

福の花@溜池山王:居酒屋

以前は確かお蕎麦屋さんだった記憶があるんだが、
何時の間にか変わっちゃって、と思っていたら
昨年6月の開店なのね、
もう一年近く経ってるんだ。

最近、郷土色を前面に出す店が増えて来たと感じるけど、
山口県」は初めて見たかも。


入り口を含め、中が覗き難い構造になっているので
混み具合も含めて見当が付かない。
閑古鳥が鳴いてたら悲しいし。

思い切って戸を開けると、おお、かなりの繁盛振り。
近隣のサラリーマン達で混雑し、女性同士や
カップルの姿もちらほらと見かける。
これは期待できるかも。

先ずは《ビール》で喉を潤しましょうか。
税込518円は高くない印象(税別だと480円の表記)。


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《お通し》

薄味の出汁が張られ、鶏肉と里芋。
葱も添えられ、上手くあっている。

ほの暖かく、お腹にも優しい。
上々の出だし。


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《ちぎりゴボ天》

たっぷりと盛られている。
最初、《手羽揚げ》かと思ってしまったが、
味付けは全く同様。

しかし中は太く断ち割られた繊維たっぷりの牛蒡。
これは美味しい。そしてビールがすすむすすむ。


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《山口で獲れた「小鯵」の唐揚げ》

いやいや、これも量が多い。
大きさはややまちまちだけど、何れもからりと揚がり
でも油の切れは良く、さっくりとした食感で
中の骨までばりばりと頂ける。

カルシウムの補強も勿論だけど、
更にビールが進んじゃうなぁ。


イメージ 4


《福の花新名物「ふくっけ」》

ポテトコロッケの中に河豚の切り身が入っている。
何もかけずに食べても、ほくほくと十分に美味しい。

ただ、河豚の味が充満しているかと言えば
そこまででもない。

でも、十分にアリな一品。


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《油あげの新玉チーズ焼き》

油揚げの上に新玉葱とチーズ。しっかりと焼かれている。
味付けは味噌っぽい。

味付けは上々だけど、食感の点では如何か。
やや噛み切りにくい。

厚揚げベースの方が良かったかも。


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《木の子と豆腐の揚げ出し》

うわ~、予想を裏切るビジュアル。

豆腐は飛竜頭のように纏められ、
中に木の子が入ってるのね。

たっぷりの餡がかかり、関西風の《明石焼き》を連想させる。


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《豚バラ肉の粕漬け炭火焼き》

うん、これも良く出来ている。
味噌ではなく、酒粕というのがまた良い。

身は軟らかいし、外側は芳ばしく焼かれているし。


イメージ 8


《長州どりの蒸し餃子》

ほう、これまた面白い。
ちゃんと蒸籠に入り供された。

鶏肉はこんなカタチで焼いちゃうと、
パサついてしまうのが欠点で、それを上手くカバーしている。


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《特選うに飯》

中央には蒸した雲丹。なかなか濃厚な味わい。
ご飯にも雲丹がまぶされている。

最初はこのまま、そののち醤油を少々振り掛けて頂けば、
あ”~、日本人生まれたことの良さをしみじみと実感できる旨さだ。

欲を言えば、雲丹、もうちょっと欲しかったけどね。
値段も千円に近いんだから。


各ビールを六杯づつ呑んでのお会計は
二人〆て1.2万円。

半分が酒代なのは何時ものことだけど、
料理もそこそこ美味しかった。

評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆★。

普段使いにイイかも。