RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン よっしー@芝公園 2015年2月17日(火)

【A1】出口から首都高の方に向かい
最初の角を【金杉橋】方面右折。
二本目の細い路地に入り、50mほど行った左手。

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店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター。
13:05の入店時に空きは一。
その席に着こうとするんだが、両側に座っているオジサン達が
椅子をずらしてくれないのよね。
「すいません」と声を掛けても微動だにせずで、こ~ゆ~時は
相身互いだと思うんだが、仕方がない、
真っ直ぐ後ろに椅子を引き、回り込むように着席する。

厨房内は初老の女性と、息子さんと思われる二人体制。

自分が入って行くと同時に、男性の方が「いらっしゃ~い」と声を掛けた後で
店の外に出て行ってしまう。
どうやら食材が足りなくなり、急遽買い出しに行ったもよう。

中にはお母さんが独りで、独楽鼠のように働いている。
え~っつ。これじゃあ申し訳なくてオーダーできないんですけど。
仕方ない、後客も来ないし、時間にも余裕があるから、息子さんが帰るまで
待つとするか。

そうこうするうちに、13:10息子さん帰着。
やれやれ、漸くオーダーができる。

メニューはカウンター上にも置かれているし、
店内の壁には写真も沢山貼ってある。


食したのは、
中華そば+大盛+味付け玉子。
値段は670+100+100で870円。


会計は食後に入り口脇のレジで。


丼が置かれたのは更に八分後。
ただ、中を覗き込むと味玉が入っていない。
「あのう、味玉が・・・・」と言えば、
「あっ、すいません」と投入してくれ、併せて
カウンター上には無かったコップもお願いし、
水を注いだのち、先ずは一口。


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表面をたっぷりの葱が覆っている。
更には透明な油の層。

縁から啜ると、あちちちち、舌を火傷しちまったい。

醤油の尖り無く、鶏ガラと魚介系の三位のバランスが非常に良い。
ぴったりと融合し、確かにウリ文句のように
「昔懐かしい」。

子供の頃に食べた《中華そば》の、美味しい記憶にある通りの味だ。


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麺は中細縮れ。

灰色掛かった麦色。
スープの持ち上げは良好。

むっと歯に当たる噛み応え。

つるるっと食べられ、良い感じ。

量は200g弱くらいだろうか。


具材は、チャーシュー、メンマ。

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チャーシューは花札大の薄目が二枚。
脂肪が地層のように走っており、美しい。
豚らしい噛み応えと味。

メンマは薄色で薄味。
さくりとした歯応え。


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トッピングの玉子も薄い色付きと味で
黄身の芯のみ蕩ける茹で加減。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


その後、食べ終わって出るまでの来客は二。

導入部では嬉しくないコトが次々とあったけど、
まぁ、我慢の範囲内。

それを凌駕して美味しい一品だった。