RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や 璃宮@錦糸町 2014年12月27日(土)

【南口】に出て歩道橋を渡り【住吉】方面に。
首都高の下をくぐり、更に50mほど行った右手。

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店内は厨房に向いた五席と、通路に向いた五席のカウンター。
このような配置は極めて珍しいかも。
開店間もない11:38の入店で先客は八。
その後食べ終わって出るまでの来客は三で、
時として待ちもできる。

オーダーはカウンターに貼られた写真入りのメニューを見ながら直接。
会計は食後に店奥のレジで。


食したのは、
燻玉つけめん。
値段は880円。

通常の《つけめん》+100円で
麺量は300gの表示。


十分ほどで麺とつけ汁が供された。

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麺は中、やや細ストレート、僅かに捻じれ。
見た目から判る通り、随分と活きの良い麺。
そう言えば、店先に『浅草開化楼』の麺箱が積んであった。

表面は艶々で、啜り具合は勿論良好。
くいっと歯が押し込まれていく噛み応えも上々。

麦の良い香りも鼻に抜け、
300gをあっという間に胃の腑に納めてしまった。


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つけ汁は豚骨魚介
表面の海苔筏にはたっぷりの魚粉。

それにしても随分と小さい器だな、
とろみもかなりついているようだから、
麺をたっぷり漬すと、最後までもたない気がする。

なので最初の内は恐る恐る、蕎麦を食べる時のように
麺の下の方をちよいとだけ漬し、するるっと頂くと・・・・、
おう、これでもたっぷりな旨味を感じる。

魚系も豚骨系も、何れにも突出せずバランスが良い。
それでいて骨太な味。

甘さはさほどでもなく、時として香辛料が
ぴりりと走る。

かなり良い感じだ。


それ以外の具材は、チャーシュー、メンマ。

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チャーシューは大人の掌大、厚みのあるバラ巻が一枚。
なんの気なしに咥え込むと、あちちちち。どうやら
鉄板で熱を通してから盛り込んでいるようだ。

濃い味付けに、ちゃんと歯応えもある。


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メンマは太い拍子木状。大好きなタイプ。
さくりとした歯応え。やや濃いめの味付け。

そう言えば店内の貼り紙に「メンマが太くなりました」と
告知されていたな。嬉しい変更かも。


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トッピングの玉子の表面は淡い色付き。
二つに割ると、黄身がとろりと流れ出す。
半分を口に入れると・・・・、!?
確かに薫香もあるんだが、同時に良くない匂いも感じる。
これは水分をキチンと取らずに燻製されたかも。
ちょっと残念な味わいだ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

これだけの人が入っていながら、《つけめん》をオーダーしているのは
どうやら自分独り。

《らーめん》や《油そば》が多いのは、偏に価格の問題か
それともこの寒さ故かどちらだろ。