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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展@東京藝術大学大学美術館 2014年12月20日(土)

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本展も会期が短いので、
かなり焦っての訪問。なんせ~12月25日(木)までの
一週間しかないんだから。

まぁ、本来の目的が目的だから、それでイイのかもしれないが、
今年は行って良かったと、真剣に思った。


『佐藤美術館』で目を奪われた『北川麻衣子』の作品は四点。
何れも同じ系譜に連なるモノと思われ、
これはラッキー。
もっと観ていたかったんだが、前のスペースで
「博士論文発表会」の準備が進んでいたため、
長く滞留できなかったのが、返す返すも残念。


『村山悟郎』の作品を、此処で観るとは思わなかった。
もっと、歳が行っているヒトだと思っていたし・・・・。


金川晋吾』も同様でここでのその後を
まさか美術館の中で観るとは。
まだ続けてたんだねぇ、この作業。


『岩谷駿』もやはり観てた
ココロの隅に引っ掛かる表現。
相も変わらず頽廃さが際立ち、それが不思議なコトに
淡い彩色でより増殖してしまうんだから堪らない。


新しいところでは『窪井裕美』の日本画が良い感じ。
背景の植物群と主人公の衣裳が自然の模様で一体になっている。
それにしても、彼女等が皆横向きなのは何故だろう。


美術館の窓に構成された『原美湖』の作品は面白いんだけど、
距離を取って観る必要があり、
外からでないとピントが合わないのは辛いところ。


いや~、もうお腹一杯かも。
毎年こうであって欲しいものだな。