封切り二週目。
席数138の【シアター5】の入りは二割程度。
席数138の【シアター5】の入りは二割程度。
ただ中には、如何にも小学生と思われる集団が複数居り、
おいおい本作って「PG12」じゃ?
おいおい本作って「PG12」じゃ?
観ようかどうか迷っていたところ、
他の劇場で〔完結篇〕のチラシを発見。
来年4月に封切り予定とのコトで
なんてこったい、
〔PART1〕を観てないとハナシが繋がらないじゃないか。
他の劇場で〔完結篇〕のチラシを発見。
来年4月に封切り予定とのコトで
なんてこったい、
〔PART1〕を観てないとハナシが繋がらないじゃないか。
原作は幸いにして未読。
なので、比較して、
あそこがダメとかイメージが違うとか
キリキリすることはなく、映画の世界に没入できた。
なので、比較して、
あそこがダメとかイメージが違うとか
キリキリすることはなく、映画の世界に没入できた。
第一映像化された時点で別の作品なんだから、
その点をあげつらっても仕方ないでしょ。
その点をあげつらっても仕方ないでしょ。
とは言うものの、不満点は多々ある。
最初は一方的に『ミギー』が恐怖を与える側で、
次第に『新一』が認められて行くわけだが
そこに到る過程に、もっと印象的なエピソードが欲しかった。
次第に『新一』が認められて行くわけだが
そこに到る過程に、もっと印象的なエピソードが欲しかった。
互いをすんなりと認めてしまい、
異物を受け入れる相克が描けておらず
あまりにも段どり良すぎる。
異物を受け入れる相克が描けておらず
あまりにも段どり良すぎる。
次いで戦闘シーンが単調過ぎ。
カラダの一部を硬化させ、変形させ攻撃する訳だが、
これは手の延長である刀や槍そのものとなんら変わることはない。
これは手の延長である刀や槍そのものとなんら変わることはない。
であれば基本、剣戟で、殺陣の部類に入るのだけど、
これがひたすらちゃんちゃんばらばらと切り結ぶだけで
何の工夫も無い。
これがひたすらちゃんちゃんばらばらと切り結ぶだけで
何の工夫も無い。
CGとしての出来は上々だけど、
変化がなさすぎで、闘う相手によって
味付けが欲しいところ。
変化がなさすぎで、闘う相手によって
味付けが欲しいところ。
とは言うものの、全体として緊迫感もあり、
最後まで楽しめる。
最後まで楽しめる。
おそらく作品自体のテーマである「母性」は
地母神としての地球であり、
主人公の母『信子(余貴美子)』が体現することであり、
寄生生物であるにも関わらず『田宮良子(深津絵里)』の身に起こる
不可解な感情であり、
後編に向かって重要になるワードだが
ややしつこい表現の仕方にも思えて、それとも
これだけ徹底しないと、伝わらないのかもなぁ。
地母神としての地球であり、
主人公の母『信子(余貴美子)』が体現することであり、
寄生生物であるにも関わらず『田宮良子(深津絵里)』の身に起こる
不可解な感情であり、
後編に向かって重要になるワードだが
ややしつこい表現の仕方にも思えて、それとも
これだけ徹底しないと、伝わらないのかもなぁ。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。