RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

北海道エビラーメン 初代 海老秀@東京 2014年11月20日(木)

今月オープンしたての新店。

八重洲北口】に出て【外堀通り】を渡る。
横断歩道直ぐの小路に入るが、これが店名に付いている【さくら通り】
なのだろうか。
50mほど行った右手。隣は{家系}の『壱角家』という好立地。

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店内はU字型のカウンターが十四席に、
壁に向いたストレートのカウンターが六席。
13:00の入店で先客は九、
その後食べ終わって出るまでの来客は七で、繁盛している。

女性客の姿もちらほらと見かける。

入り口は二カ所あり、その脇に二台の券売機。

それにしても、入った途端に海老の香りがもわんとする。
服に染み付きそうなほど濃厚だ。


食したのは、
海老秀つけめん味玉。
値段は950円。


通常の《つけめん》は850円。
めん大盛1.5玉は+100円。
更に、辛味噌あり、にすると+100円になり、
値付けは全体的に高めの印象。


十分ほどで、塗の折敷の上に、麺とつけ汁
別盛りの具材がセットされ供される。


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麺は中、捻じれ。
断面は角の取れた正方形。

表面は艶々で啜り易い。
茹で加減は軟らかめで、中心に僅かにコシを感じる程度。
で、あまり、もっちりさも無いという不思議なタイプ。

量は茹で前で250gくらいだろうか。

軟らかく煮揚げられたキャベツが数片、一緒に盛られている。


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つけ汁は海老。
麺を漬して一口啜って驚いた、
あらあら、海老の旨味が弱めだ。

店中に充満している、あの強い香りは
なんなんだろ。

兎に角、ファーストアタックが軽く、
世の中に多い、ガッツリした海老さが余り無い。

汁モノならそれで良いかもしれないが、
《つけ麺》だとちょっとなぁ。

勿論、味はするのだが、かなり抑え目。
魚介ベースに粉末にした海老殻を足した位の
感覚なんだが・・・・。

しかし次第に海老の旨さで口の中は満たされていく。
その効果を狙っているんだろうか。


別添の具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、葱。

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チャーシューは乱角が数個。
味もしっかり付き、かなり硬め。
焼きもきちんと入り芳ばしい。

メンマは薄色・薄味。
やわやわの歯応え。

海苔はトランプ大が二枚。

量的には存在感の無い葱だが、
つけ汁に入ると俄然、主張が強くなる。
これベストマッチだわ。


トッピングの玉子は濃い色付きと味。
ところが黄身の食感がもっさりとし、
喉につっかえてしまいそう。
ここ暫くでは無かったかも。



評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

高価な食材を使用している背景での値付けだろうが、
あまりその威光を感じない。

ちょっとC/Pが良くない印象。