RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

青山焼鳥倶楽部@表参道 2014年10月21日(火)

骨董通り】の【青学】側。
緩やかな坂を100mほど下ると
右手に看板が見えて来る。

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標題店は地階。
階段を降り切ると、店名の入ったパネルが現われる。

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ちょっと高級そうな焼鳥屋と思われる店構え。

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入り口は茶室のにじり口のように
身を屈めないと入れない。

店内はJ型のカウンターが十七席。
かなり窮屈に椅子が並べらている。
12:45の入店で先客は十五。
ちょっと待って、席を指定される。
その後食べ終わって出るまでの来客は四。

オーダーはカウンターに置かれた写真入りのメニューを見て直接。
支払は食後にカウンター越しに。

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食したのは、
得制濃厚地鶏魚介つけ麺 大盛り。
値段は1,050円。

麺量は300gの表示で並盛りと同料金。
茹で時間は十分程、と書かれている。


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麺は中、捻じれ。
断面は長方形。表面は艶々としている。
滑らかで啜り易く、するすると口に中に入って来る。

ややもっちりした噛み応えに
しっかりしたコシ。
麦の香りも鼻に抜け、具合は上々。

量は多そうに見えるが、底に
水切り用の笊が仕込まれているためで、う~ん
これで300gあるかなぁ。


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つけ汁は鶏+魚介。
表面には大き目の海苔の筏に魚粉。
粘度はそこそこあり、麺との絡みは十分。

仄かな甘み、鶏が前面に立ち、魚は脇に控える。
時として柚子の香りが走る。

酸味・辛味共に無く、かなり柔らかい印象。


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中にはデフォの具、チャーシューとメンマが入る。


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得製分は別皿で供される。
チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、葱。

チャーシューは大人の掌大が二枚。
異なる部位(でも一枚はデフォと同様)。
共に芳ばしく炙られている。
軟らかくはないが、肉らしい味わい。
厚みもある。

メンマは薄色で薄味。
さくっとした歯応え。

玉子は表面に薄い色が付き、
黄身は蕩け出す。
濃厚な旨味。

海苔は10cm四方の大判で
厚みあり、香りも良いものが三枚。


食べ終わる頃を見計らい、
割りスープの入ったポットが卓上に置かれる


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

悪くない。

しかし、焼鳥がウリの店なのに、
流行り、とは言うものの、魚介系を添加するのは何故だろう。

鶏単体で勝負してもらいたい。