封切り二日目。
席数175の【シアター4】の入りは七割程度。
三十代くらいの女性の独り、または複数連れが多い印象。
三十代くらいの女性の独り、または複数連れが多い印象。
随分と不親切な造りだ。
まるで部外者を意図的に拒絶しているよう。
まるで部外者を意図的に拒絶しているよう。
本作を観る上では、
前作の鑑賞及び
今回の来場にあたっての復習がマスト。
それほど、過去の人間関係や出来事の説明は
極力排されている。
前作の鑑賞及び
今回の来場にあたっての復習がマスト。
それほど、過去の人間関係や出来事の説明は
極力排されている。
自分としては、原作は勿論既読。
更に〔まほろ駅前多田便利軒〕もきっちり劇場で観ている
(しかし、今回の為の復習はしなかった・・・・)。
にも係わらず、登場人物や前回の事件を想起するのに骨が折れ、
一瞬、流れをキャッチアップするのが疎かになってしまった。
更に〔まほろ駅前多田便利軒〕もきっちり劇場で観ている
(しかし、今回の為の復習はしなかった・・・・)。
にも係わらず、登場人物や前回の事件を想起するのに骨が折れ、
一瞬、流れをキャッチアップするのが疎かになってしまった。
これだけ過去の説明を切り詰めたのに、しかも二時間強の尺で、
新しいエピソードが濃い密度で盛り込まれているかというと
意外とさにあらず。非常にシンプルな筋立てで、
前作並みの賑々しさやテンポの良さを期待していると、
かなりの肩透を喰らわされた気分になる。
新しいエピソードが濃い密度で盛り込まれているかというと
意外とさにあらず。非常にシンプルな筋立てで、
前作並みの賑々しさやテンポの良さを期待していると、
かなりの肩透を喰らわされた気分になる。
『行天(松田龍平)』の娘を
『多田(瑛太)』が独断で、便利屋の商売として預かるコトを軸に、
幾つかの出来事が周囲を彩り、
何時も通りの騒動が繰り返されるわけだが、
今回は『行天』のヒューマニスト的な側面が
過去の苦い思いを伴い、
色濃く打ち出される中身になっている。
『多田(瑛太)』が独断で、便利屋の商売として預かるコトを軸に、
幾つかの出来事が周囲を彩り、
何時も通りの騒動が繰り返されるわけだが、
今回は『行天』のヒューマニスト的な側面が
過去の苦い思いを伴い、
色濃く打ち出される中身になっている。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
それでも挿話の出来が比較的良いので、
何とかオハナシとして破綻してないのは救いなのだが、
それは単に原作の手柄だし。
何とかオハナシとして破綻してないのは救いなのだが、
それは単に原作の手柄だし。