旬味蔵 大八＠秋葉原：居酒屋～三回目

だってこの店、美味しいし、安いし。

今回の訪問時も、２０時頃だったんけど、
一階は満席。
直前に一組が帰ったので、なんとか奥のテーブルに
落ち着くことができた。

看板の時間近くになっても
七割方の席は埋まっているし。
繁盛繁盛だね。

《お通し》

茄子とツクネ。
茄子はかなりくったりしてるけど、
味が染みて、それもまた良し。

《ポテトサラダ》

う～ん、居酒屋のそれだ。
でも、野菜もたっぷり入っているしな。

《鱧》

骨切りの間隔はかなり広く、皮も厚め。
なので、歯応えがしっかりしている。
それでも、舌触りは問題ないし、梅肉もしっかり添えられている。

下に敷かれた、胡瓜、葱、若布の酢の物も
さっぱりと良い塩梅。

《モツ煮込み+味付け玉子》

此処に来たら、何は無くともコレ。

モツはたっぷりと色んな部位が入っているし、
味噌を思わせる甘みのある味付けも上々だし、
葱もたっぷりだし、
玉子もしっかり味が染みているしで、
も～、ゆ～コトなし。

《栃尾の油揚げ》

厚みがあって、大きいことで有名な一品だけど、
たっぷりの葱、鰹節、生姜が添えられ、
熱いうちにざっと醤油を掛け回せば、
冷めても十分に美味い。

《明石焼き風オムレツ》

出汁が張ってある中に、野菜や具材がたっぷりのオムレツが浮かび
鰹節が乗っている。
確かに明石焼きを想起させる外観ではある。

オムレツはふわふわで、いい感じ。
出汁も薄味で関西風。

唯一の問題点は、中に入っている蛸が
明石の蛸とはかけ離れて硬いコトかな。

それでも、新機軸の商品、
かなり満足したかも。

これにビールを五杯、日本酒の二合徳利を熱燗で二本。
で、御代は〆て六千円。

お腹一杯ではないけれど、
呑みだした時間が遅かったから、
この歳なら、こんもんでしょ。

評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。

この街は、駅に近くなるほど、
チェーン店ばかりで面白みが無くなる。

ちょっと離れた場所に、こんな良店があるんだよね。