RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

雅屋@溜池山王:居酒屋

ビールが激安の居酒屋が在ると聞いてやって来た。

場所は【溜池山王】と【赤坂】の調度中間あたりか。

訪問当日は給料日と言うコトも
東京地方は酷暑と言うコトもあろう、
20時近いのにかなり広い店内は満席。

女子の比率もそこそこあるのと、
外人さんの姿もちらほらと見かけるのは
ちょっと異色。


で肝心のビールなのだが、
それ程の大容量ではないものの、一杯212円(税込)と
確かに激安!
杯数制限はない上に、キンキンに冷えたジョッキで供されるなど
気遣いも満点だ。

いや~これは、心置きなく、呑み倒せるぞ。


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《お通し》

春雨に野菜類がぱらぱらと入り
あっさりした味の小鉢。
ただ、席料も込みなのだろうが
これで400円弱は、ちょっと首を傾げるかも。


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《ポテトサラダ》

量も多くなく、味付けもありがちなドレッシングによる。
これと言った特徴は無い。


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《牛蒡のフライ》

これ、馬鹿ウマ。
衣に科学のチカラは感じるものの
適度な旨味で却って良い。
牛蒡自体も土臭さは無く、根菜の野趣も感じ、
それでいて繊維は気にならない程度のサクサク感。
量もたっぷりだし。


イメージ 4


《さつま揚げ》

うわっつ、ふわふわだ。
しっかりと白身の魚の味がする。
熱々を頬張れば、かなり幸せな気分に浸れる。


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《明太フライドポテト》

凄いビジュアルだ。
鉄板の上にフライドポテトがたっぷり乗り、
明太子マヨネーズが網状に掛けられている。

出来合いの素材の合体だが、妙に斬新さを感じてしまった。


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《ハムカツ》

衣が分厚いのがチープ感を醸し、
しかし場の雰囲気にはあっている。
このジャンクっぽさが堪らない。


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《焼きキャベツ》

メニューの写真とはかなりビジュアルが異なるが
コンセプトは間違いない。
鉄板の上に置かれたキャベツには焦げ目もついている。
それに、塩・オイル・アンチョビがさらりと振られ
上面はしっかり味を感じても、中の方では
キャベツの仄かな甘みのみ。
でも、これはこれでアリかも。


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《一口辛子蓮根

一口大に切られた辛子蓮根
衣をまとわせさっと揚げてある。

何の気なしに口に放り込むと、
鼻を殴られた様な辛味が、
がつンと押し寄せて来る。

ゆ、油断した・・・・。
でも、美味いしなこれ。

ツマミは一品500円内外とリーズナブル。
ただ、アタリハズレは当然ある。


これ以外に《枝豆》や《大蒜の素揚げ》等を食べ、
ビールを各六杯づつ呑んでのお代は
〆て七千円ちょい。

いやいや、これは嬉しいかも。
料理に傑出したものは少ないけど、
そこまで求めるのは、少々贅沢と言うもの。

払い自体は例によって、平均の1.5倍ほどだけど、
料理:酒の比率が2:1くらいって、そうそうあることではない(除く、高級店)。

メニューも豊富だし、また行くと思われ。


評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆★。