RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Ginza Noodles むぎとオリーブ@銀座 2014年7月14日(月)

工事中の【松坂屋】跡地の裏手に位置する標題店。
同じブロックには『じゃんがら』『油や』、
裏側には『伊藤』まで在る激戦区。

そんな中でも大変な行列になっていると聞く。


この猛暑の中、外で並ぶのは嫌だなぁと、
びくびくしながらの店頭着が11:40。

二カ所に分かれた計十二席程度のカウンターに先客は七。

その後は次々の来客で、食べ終わって出る頃には、

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写真の状態に。

待ち時間を確認して諦めて帰る人も多く、
凄い繁盛だ。


とは言うものの、この原因は二つある様で、
一つはオペレーション。

自分の場合は、注文の品が来るまで、十五分を要している。
入った時に、前に丼が置かれていない客は三人だけだったから、
随分と時間が掛かったことになる。


もう一つは食べる側の問題。

場所柄もあるのだろうか、男性でも
蓮華の上に丁寧に麺を盛りつけ、はむ、と一口で食べる客が多数。

ましてや女性をや、だし、二人連れ・三人連れともなると
全員が食べ終わるまで、席を立たないからねぇ。


おっと、ラーメンのハナシだった。


券売機は入り口右手。


食したのは、
鶏と蛤の濃厚つけ麺 大。
値段は980円。

麺量は並盛りと同料金で食券(というか、『二郎』なみの
小さいプラカード。こんなお洒落な店では珍しい)を渡す時に申請する。


イメージ 2


おお、なんか豪勢なビジュアルだ。

チャーシューが鶏と豚の二種。
5cm四方の海苔筏の上には魚粉。
味変用の檸檬の櫛切り。
蛤が貝殻付きで二個。
山くらげ・パプリカ・ベイリーフ三つ葉
野菜もたっぷり。


イメージ 3



僅かに隙間から見える麺は、
中、やや平ストレート。
表面は艶々で美しく、噛むと最初はやわやわ、
むっちりとした歯応え。
しかし芯にはしっかりとコシがあり、
喉越しも良好な上に、しっかりと麦の香り。

頗る上等の麺だ。

量は300gにやや欠けるくらいだろうか。


イメージ 4


つけ汁は鶏+貝。

で、このつけ汁が物凄い。
濃厚な貝の旨味が、口一杯に広がる。

うわ~、嘗てこんな味、食べたことないし。

中途、海苔筏と共に魚粉を投入するも
何の影響もみられない。

汁は熱々なので、野菜類を中に入るとくったりとし
食べ易い。

麺に檸檬を振り搾ると、爽やかな酸味がプラスされ
更にするすると頂けてしまう。


二種あるチャーシューの鶏は削ぎ切り。

豚は薄目ながらも、広げてみれば、丼の全面を覆うデカさ。

イメージ 5


これは嬉しいな。

ただ、何れも低温調理は、肉の旨さを味わうにはどうだろうね。
正しい選択かな?


海苔は小さいながらも厚みもあり
香も上々。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

嘗て体験したことのない美味しさ。
次は《まぜSOBA》食べてみたい。
でも並ぶのは勘弁だなぁ。