RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

つけめん いざや@溜池山王 2014年7月7日(月)

「またお前もか※※系」という、ちょっと揶揄する響きのある言葉は
正直好きではない。

が、近隣の新店情報に、わくわくしながら来て見れば・・・・、
また、此処か!

蕎麦~ラーメン~パスタ、と来て、またラーメン。
何れも、その時々の流行を掬って出店し、
何れも、長続きしない。今度は、どうなんだろ。

店内はストレート十二席のカウンター。
蕎麦屋さんの頃から、ほぼ居抜きの状態。
13:05の入店で先客は八。

ただ、その後も次々の来客で、食べ終わって出る頃には
店頭は写真の混雑。

何なんだろう、この入りは。

しかも場所柄か、女性客がかなり散見される。

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店頭の券売機を確認すると、汁モノも供され、
味の並び順に統一感は無い。

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何がおススメなんだろうか。《油そば》もある様だが・・・・。


食したのは、
つけ麺 濃厚魚介 味玉 大500g。
値段は830円。

並・大は同料金で食券を渡す時に申請する。


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麺は中、やや平、ストレート、僅かに捻じれ。
表面は艶々とし、かなり軟らかめの茹で加減。
そして一本一本がかなり長い。
頭の高さまで摘まんで持ち上げても、
麺の端がカウンターに着きそうだ。

それでも滑らかなので、するすると口の中に入って行く。
ただ、噛み応えは、ほぼ無いので、麦を食べている醍醐味は感じない。

量は茹で後表示のようで、茹で前だと300gほどか。
お腹は、まずまず膨れた。


そして、三つ葉がトッピングされているが、これが良くない。
わしゃわしゃとして、紙を食べているような噛み応え。
硬くて口の中に刺さりそうだ。
これは、生で使っちゃいかんだろ。


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つけ汁は豚骨魚介
魚粉もたっぷり盛られている。
粘度は低め。
これと言って特徴は無いが、魚介の味がかなり全面に出ている。

それは乾物系がかなり大きく砕かれ幾片か
投入されていることにもよるようで、
これが食感を著しく悪くしている。

ただ量はたっぷりなので、麺をどっぷり漬しても
無くなる気遣いはない。


具材は、チャーシュー、メンマ。

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チャーシューは短冊大が一枚。
脂肪が多いが、薄味で味自体は悪くない。


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メンマも薄色・薄味。
かなり軟らかめの茹で加減。量が多い。

海苔は10cm四方が一枚。


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トッピングの玉子の表面は濃い色付き。
が、味は中までは沁みていない。
ただ、茹で加減は上々。黄身がゆるりと流れ出す。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

価格は良心的だが、取り立てて特徴の無い一品。

それと、店員さん間の声掛けが上手く出来ておらず、
自分に供された一品は、つけ汁も麺も
暫くカウンターの内側に置かれたままだった。
最初、前の人が食べ終わった食器が、そのまま置いてあるのか
と、思ったものなぁ。