RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ぼんちゃん@神保町:焼鳥

店構えは高級感あるが
中に入ればざっかけない雰囲気。

店内は、入り口付近の焼き場を囲む様に
九席のカウンター、奥にテーブル席が並び
三十人弱は入れるだろうか。

近隣のサラリーマンやOLで賑わい、
訪問当日も20時を過ぎた頃には満員。
待ちきれずに諦める客、
二回転目に突入する席など、
相当の繁盛振り。


先ずは《切り干し大根の煮物》と、お約束の硬く絞った《大根颪》が
お通しとして出される。


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《カプレーゼ》

完熟のトマトは勿論美味いが、
燻製の鶏が挟んであるのは珍しい。
これが旨味を補強している。

鶏専門らしい一品か。

ドレッシングも上々、
素材の味を邪魔しない程度。


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《鶏肉のたたき》

醤油の中には雲丹が混ぜられ、
肉にも降りかかっている。

相反する様だが、不思議と混然とした味になっている。

肉が力強いから成せる技だろう。


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《特製つくね》

兎に角、凄いから、と言われ食べた一品。

確かに、凄い。
何が凄いって、ふわふわだ。
これホントにつくねですか?と疑ってしまう食感。

それでいて鶏の旨味はちゃんとするんだから、
もう何本でも食べたくなる。


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《砂肝》

こりこりっとした食感も良好。

匂いも無いし。美味い美味い。


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手羽先》

予想を裏切るビジュアル。

大きく広げられ、脂がじゅわっと沁み出る旨さ。


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《えのきベーコン》

えのきが一本一本細いので密度が高く
ただでさえ太く巻いてあるので
口を大きく開けて齧り付く。

幸せだな、これは。


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《せせり》

やや歯応えあるも、噛むほどに旨味が滲み出して来る。


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《しいたけ/ししとう

しいたけは、柄の部分も処理し焼かれている。

それにしても、この傘の大きさはどうだろう。


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《はつ》

これも随分と大きい。

独特の食感が更に際立つ。


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《ぼんぢり》

やはりそうだ。同じ部位でも
日頃食べているモノよりも
全体的に大きい。そして
みっちりと刺さっているので食べでがある。

上品な脂肪がじゅわっと美味しい。


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サービスで出してもらった一品。
部位名は失念。

ただ皮の脂層が厚く、妙に美味かったことだけを記憶。


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《そぼろご飯》

普通はぱさついている《そぼろ》が
しっとりしているのに驚愕。

濃い味付けも、鶏の旨さを邪魔してない。
ぽんと置かれた鶉の玉子も嬉しい。


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《親子丼/レバーをプラス》

半分分けて頂いた。

玉子も勿論濃い味だが、
レバーがプラスされることで、
異なる食感、仄かな苦み、味の差で
面白いリズムが生まれる。


いや~堪能した。

評価は焼鳥屋基準の
☆五点満点で☆☆☆☆。

混雑の理由、良く判る。