RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

わんたんめんの店 しお福@新橋 2014年5月23日(金)

大勝軒』は斜向かいだし、数軒離れて
『ほりうち』と『三田製麺所』に挟まれているしで
ホントにこの通りはラーメン屋さんの激戦区。

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それが為か、以前よりも店頭の縦看板が大きくなっている気がする。


店内は窓に向いた二席と四席のカウンター。
厨房前の柱を囲むように六席のテーブル。
更には四席のテーブルが一卓。

開店間もない11:00の入店で先客は一。
その後、食べ終わって出るまでの来客は四。

券売機は入り口右手。


食したのは、
つけわんたんめん+味玉。
値段は850+100で950円。

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食券を渡す時に、壁の「どっちにしますか?」の貼り紙に
あるように、麺種・量・冷温の別、味、ライスの要、を確認される。
大盛無料は無論のこと、太麺で味は塩、やはり麺は冷たい方が良いよね。


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麺は中、厚みのある平ストレート、僅かに捻じれ。
麦の色に良い薫りがする。
量は茹で前で300gくらいだろうか、まずまずお腹が膨れた。

表面は艶っと輝き、やや軟らかめの茹で加減。
角は立っており、
啜り易いし、むちっとした噛み応えもある。
上々な食感。


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つけ汁は塩。
かなり大きな丼で供され、
高台に指を掛け持ち上げても、
熱くて長時間は耐えられない。

表面を白菜を主体に複数種の野菜が覆う。

一口啜ると、確かに塩味ではあるものの
投入されている野菜由来の自然な甘み。

しかし食べている内に、独特の辛味も効いて来る。

ベースは豚と鶏と思われ、(色は茶掛かっているが)
{函館ラーメン}を想起させる。

野菜は一旦炒めてある様で、ラードも仄かに感じ、
これが保温に効いている。

そして、トロミと特有の魚介系の旨味。
何だろうと探って見ると・・・・、とろろ昆布だ!

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これはもしや嘗てこの地に在った『長介』リスペクト?


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野菜以外に豚バラも数片投入されてはいるが、
主役はやはり雲呑。

皮はとぅるとぅる。
餡はたっぷり詰まった大振りなものが
四個投入され、これは嬉しい。


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玉子はやや硬めの茹で加減。


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食べ終わる頃を見計らい、
柚子片の浮いた割りスープが
自動的に小さい碗で供される。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

今までに無かったタイプのつけ麺は、
ワンタン+タンメンと思われ、野菜もそこそこ摂れるし
高評価。

でも、冷たい一品を食べに入ったハズなのに
店を出る時点では、最早汗だくだった。