RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

アートアワードトーキョー 丸の内2014@行幸地下ギャラリー 2014年5月17日(土)

毎年、今頃になると、心待ちにしている”a.a.t.m.”

イメージ 1


今年の会期は~5月25日(日)までで、
既に各賞も決定している。

また、通路に立ち止まり見入ったり
写真を撮ったりする人も
例年以上に多い印象。


出展も、映像が少なく、抽象は多く、大作が多く、
複数の作品で一つのタイトルを構成するケースが多いのも特徴か。

計三十名の作品に加え、
過去受賞者で現在プロとして活動している三名の作品も
特別展示。これは嬉しい企画。


とってもお馬鹿さんだと感心したのが
「オーディエンス賞」の『杉浦由梨』〔○○について考えながら〕

毎日、風呂に入った時に抜けた髪を使い
浴槽やタイルに描いた絵の記録。

流せば無くなってしまうし、乾いても別の表現になってしまう。
一過性で再現性の無い、刹那的な記憶。

こんなことをすっぽんぽんでやっているなんて
もう、とってもおバカなアイデアの勝利。


髪繋がりでは「ゲスト審査員賞」の『北島麻里子』〔私のこと〕。
自身が拒食症になり、その時に髪が大量に抜けたことをモチーフに制作されたのは、

イメージ 2


この世界感が素晴らしい。


ここでは「大賞」を得た
『田中望』は、やはり近似のタイトル〔モノおくり〕で展示されてはいたが、
特段の受賞には至らなかった様子。

イメージ 3