RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

たまがわや@用賀 2014年5月11日(日)

【砧公園】への途上。
【北口】に出て【三菱UFJ】を右手に見ながら
小さな商店街を直進。
150mほど行くと左側に入り口を開け放ち
暖簾が風にはためく標題店が見えて来る。

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店内は変形L字型のカウンターが九席。
11:30の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客は五。

地元の人に愛され、
加えて公園の行き来でふらりと立ち寄る
といった客層か。

券売機は入り口左手。

ざっと眺めると
《もりそば》《あつもり》のボタンがあり、
大勝軒』の系譜を感じさせる。


しかし、今回食したのは、意図的に外した一品。
魚ぶしつけ麺 並(350g)。
値段は820円。

小・中は麺量が±100gづつ増減する。
通常の《もりそば》は同じ盛りで750円。

「太麺なので茹で時間が掛かります」
「麺量は小で通常店の並に相当します」
等の貼り紙もある。


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麺は中細ストレート。
艶々と輝いている。
鼻を近づけると、麦の良い薫り。
角が立ってはいるが、喉越しは滑らか。
しかし、つけ汁の持ち上げは上々。
芯にはコシがあり、ややむちっとした噛み応えも良好。
ただ、量は(たぶん)茹で前表示350gが、少なく感じた。


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つけ汁は動物系+魚介。
名称からすると、通常品よりも魚介が強めに出ているのか。

それがためか、やや粘度あり。

ただ、味のバランスは取れており
中庸な旨さが口一杯に広がる。

酸味はほぼ無い。素材由来の僅かな甘み。
そして時折、(やはりこれも素材由来の)苦味が
舌を駆け抜ける。

大勝軒』らしい味をベースに
綺麗に魚系が乗っかっている。

食べ飽きない美味しさ。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔。


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チャーシューは、おそらく元々は
子供の掌大、5mm厚はあったのだろうが、
崩れて跡形も無く類推するのみ。


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メンマは一本が短め、濃い色と
味付け。
こりこりした食感が好ましく、
加えて量が多いことが嬉しい。

玉子は硬茹でが半分。

海苔はトランプ大が一枚。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

後客の一人は、如何にもジョギングの終りに
飛び込みました、という恰好と風情。
常連さんだろうが、店の人の応対も親しげ。

でも、こ~ゆ~のは、なんか微笑ましいよね。