RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

大江戸と洛中@江戸東京博物館 2014年4月13日(日)

一般の入場料は1,300円だが
招待券を頂いた。

混雑と空きの落差が激しい会場。
今回はどうだろう?
ディスカウンターでの当該展のプライスは
一向に下がる気配を見せない。

会期は~5月11日(日)まで。


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場内に入り、安堵と共に、意外感も。
かなり空き空きの状態。

しかし、中をなめてみれば、成る程と納得。
屏風は幾つかあるものの、多くは
地図と文書。

地図には、意外性も勿論ある。
添えられた年代との対比で、
江戸初期でも、今、我々が目にしているのと近似した地図が
出回っていることの驚き。


鎧や刀は嬉しい余禄か。

ただ、具足類も含め、
その小ささには絶句。

ま、当時の男性の平均身長からすると
そう見えるのも不思議ではない。


全体を通して見れば、歴史好きには堪らんだろう。

前述の〔洛中洛外図屏風〕とて
当時の風俗が細密に描かれ、
一人として同じ表現はないんだから。


そして、今回初めて行った
常設展のスペースが素晴らしい。
一般の入場料は600円も、それだけの価値は十分にある。

5階と6階を吹き抜けにした広大な会場は
「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」に分けられ、
ミニチュアのジオラマ、模型、体験コーナーと
楽しめる文物が満載。

・千両箱を持ち上げてみよう
・(火消しの)纏をもってみよう
・大名駕籠に乗ってみよう
・肥桶を担いでみょう
と、体験だけでも相当種が用意されている。

また、当時の浮世絵も
「レプリカ」は多いものの
つぶさに見れば、ホンモノも相当数並んでいる。

お願いすれば、ガイドも付けて呉れるようで
外人さんだけでなく(勿論、彼等には英語で)
日本の人でも同道して貰っているケースを
まま見かける。

そして、皆が皆、楽しそうに
場内を巡り、写メを撮っている。

これがホントにオモテナシに溢れている
ことなのだな。