RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

肉煮干し中華そば さいころ@中野 2014年2月28日(金)

【南口】に出て、左手に見える【東京三菱】の脇の
やや細い道を【大久保】方面に下り、
【中野五差路】の手前右側。

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黒をベースにした、非常にシックな外観。

店内は(一階は)厨房に向いた
ストレート十一席のカウンター。
どうやら二階席もある様子。

18:10の入店で先客は七。
その後食べ終わって出るまでの来客は五と、
時間が早い割には繁盛している。

女性や子供が多いのも客層の特徴と思うが、
やはり土地柄故か。

券売機は入り口右手。


食したのは、
特製つけめん(大)。
値段は1,000円。

通常の《つけめん》は(大)で800円。
盛りは、並→中→大と+50円ずつ上がって行く。

店名に「肉」と付いた店の常らしく
「本日29(肉)の日」の貼り紙があり、
特定商品だけは安く食べられる様で、多くの人は
そのボタンを押していた(28日、だけど・・・・)。


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麺は中、やや平、ストレート、僅かに捻じれ。
かなり白く、一瞬、饂飩かと思ってしまった。
水できゅきゅっと〆られ、艶っと美しい。
一口含むと、つるりんとした喉越し。
それでいてしっかりとしたコシはあり、
いやいや、頗る良質だ。

量も、たっぷり300g強はあり
お腹が膨れた。


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つけ汁は動物系+魚介の醤油。
美しい琥珀色。
甘さ抑え目、僅かに酸味。
動物系主体も、魚介系の旨さがしっかりと下支えしている。

しかし、本品で一番特徴的なのは
醤油の旨味。
鹹過ぎず、尖りも無く、まあるい旨味が口に広がり
素晴しい。


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デフォの具材は、チャーシュー、メンマ、鳴門。

チャーシューは拍子木状に切られたものが数本。

メンマは薄色・薄味。
歯触りも気にならない。

鳴門も同様、短冊状に切られ、気前良く投入されている。


特製分は

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花札大のチャーシューが五枚。
脂たっぷりで、旨味が味わえる


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海苔は一辺が10㎝超はあろうかという大判が三枚。
厚みもあり、香りも好い。


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玉子は、黄身が僅かに蕩ける程度の硬さ。
色付きは薄目だが、ほんのりと
良い出汁の旨味が染みている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

鬼面人を驚かすようなインパクトはないが、
麺・つけ汁・具のバランスがとれ、
非常に納得感のある一杯。

接客も丁寧だし。