平成25年度 第37回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展＠国立新美術館 2014年2月22日（土）

今週木曜日が初日で、会期は～3月2日（日）までなので、
最初の週末にあたる当日は、かなりの混雑を予想していたのだが、
あまりに想定外、場内は空き空きになっている。

そ～言えば、何時もであれば、
もっと広範なスペースを確保していた記憶があるのだが、
１Ａ～１Ｄと２Ａ～２Ｄの展示は
ちょっと寂しい印象。

他の企画展との兼ね合いだろうか？

更には、
展示されている作品の密度も低い感じがして、
此処に来て形骸化、
または美術を志す学生の数が少なくなってはいまいかと、
ちと心配になったりもする。

また作品自体も、
おお、すげ～、と、立ち止まって魅入ってしまうものが少なく、
常であれば、もっと時間が掛かるのに、
一時間ちょっとで観終わってしまい、
ではこれが自分だけかと言うと、
同じ顔を其処彼処で見るとゆ～ことは、
多くが同じ時間で回遊しているわけで、
全体的な濃度も高くないのがやはり残念。

そんな中で、『東京造形大学』の一群は
正面入り口が割り当てられ、
ハナを切る相応しい力作が
多く見受けられた印象。