RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

今井俊介展@資生堂ギャラリー 2014年2月18日(火)

19:30~の呑みの約束の前に、
会社をちょいと早めに出て、ふらりと立ち入る。

ギャラリー着は18:45。
入場の時点で「19時までです」と申し渡される。

日本の美術館は、大概が早く終了するし、
ギャラリーとて例外ではない。

そんな中でも標題館は
比較的遅くまで開いているので
こんな時は至極便利。

ただ多くの勤め人は、そんなに早く会社を出られるわけではないので、
平日にこんな場所に来るのは、
職場と近接してないとムリなハナシではある。

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が、どうしたことだろう。
場内は思いの外、多くの人で溢れている。

自分と同じような経緯の人も多いのだろうか。

受付のおねいさんと、
親しげに言葉を交わしている男性もいるので、
同社の社員も、そこそこ紛れているのかもしれない。


で、壁面には、相当カラフルなアクリル画が六点ほど並ぶ。

何れもが、布を重層的に載せたり、中には円柱形を描いたものもあるが、
二次元と三次元の表現が奇妙なカタチで同衾している。

近寄ったり・離れたり、
斜めから観たり。
背伸びして観たり・しゃがんで観たりすると、
思わぬ部分が凹凸とし、へぇ、これはなかなか面白い。

形式を違えた3Dみたいだが、
小さい方のスペースには、画の元となったであろう、
極彩色の大きな布が、置かれたスツールのようなモノに掛かっている。


一旦、布の上に作成された模様のパターンを
丸めたり・翻したりしながら、
カンバス上に再度布置する試みと見たがどうだろう。


鮮やかで軽やかなリズムが生まれ、
こちらの気分も浮き立つようだ。