新橋/渋谷/新宿の主だった店では
多くが650円見当。
多くが650円見当。
ちなみに、一般の入場料は1,000円。
そんな中、新宿のとある店で90円!で売られているのを見つけた時は
小躍りしてしまった、何かの間違いじゃあないか。
これは、もう、即買い、でしょ。
小躍りしてしまった、何かの間違いじゃあないか。
これは、もう、即買い、でしょ。

で、訪問日。
館内は全体的に空いている。天気も良いのに
どうしたことだろう。
館内は全体的に空いている。天気も良いのに
どうしたことだろう。
月曜休だとの勘違いか、
それとも「成人の日」故か。
それとも「成人の日」故か。
何れにしろ、ゆったりと鑑賞できるこちらにとっては
好都合。
好都合。
当該展も、人の影は、かなり疎ら。
チラシには計五十一名の出展者がクレジットされているが、
その内四十三名は「建築」のパートで、
間口:半間×奥行;二間くらいの均一なスペースに
ぎゅっと押し込められる様に展示が並んでいる。
その内四十三名は「建築」のパートで、
間口:半間×奥行;二間くらいの均一なスペースに
ぎゅっと押し込められる様に展示が並んでいる。
自分の主目的の「アート」部分は八名の出展で、
これだけだと例年とさほど変わりのない人数。
これだけだと例年とさほど変わりのない人数。
その中では『大栗恵』の一連の写真群に激惚れ。
大きな窓が開け放たれた白い洋室には、
紗にかかった様な、柔らかな日差しが差し込み
緩やかに吹き込む風に、これも白いレースのカーテンが
ふわりと揺れる。
紗にかかった様な、柔らかな日差しが差し込み
緩やかに吹き込む風に、これも白いレースのカーテンが
ふわりと揺れる。
絵に描いた様な情景が、写真上に
さりげなく再現されているが、
良く観ると、彼女が影響を受けたと言う
『マグリット』の〔イメージの裏切り〕=「これはパイプではない」が
飾られていたりして、私小説的なヒストリカルな見え方も醸し出す。
さりげなく再現されているが、
良く観ると、彼女が影響を受けたと言う
『マグリット』の〔イメージの裏切り〕=「これはパイプではない」が
飾られていたりして、私小説的なヒストリカルな見え方も醸し出す。
それと、もう一つ
『吉本直子』の白い服を素材にした一群の作品にも
どきりとさせられる。
『吉本直子』の白い服を素材にした一群の作品にも
どきりとさせられる。
最初は、全ての素材が白いワイシャツかと思っていた。
その形状も様々ならメーカーも多様、
「TOPVALU」があるかと思えば
「COMME CA ISM」がある。
その形状も様々ならメーカーも多様、
「TOPVALU」があるかと思えば
「COMME CA ISM」がある。
しかし、観て行く内に、
例えば「小鉤」をみつけ、おお、どうやら
足袋も含まれているらしい、
と、すると、原材料はホントに広範な「白い衣類」なのだな。
例えば「小鉤」をみつけ、おお、どうやら
足袋も含まれているらしい、
と、すると、原材料はホントに広範な「白い衣類」なのだな。
白い服は意味深。
白装束であれば特定の人しか着衣しないわけで、
ある意味、それを纏っていた人の歴史を語るモノでもある。
白装束であれば特定の人しか着衣しないわけで、
ある意味、それを纏っていた人の歴史を語るモノでもある。
それらが、煉瓦様のブロックに小さく硬く
固められ、壁一面に積み上がり、その前には白い椅子が一脚置かれる。
固められ、壁一面に積み上がり、その前には白い椅子が一脚置かれる。
我々は、そこに腰掛け、
なだれ込んで来る大勢の茫漠とした意識と対峙することになる。
なだれ込んで来る大勢の茫漠とした意識と対峙することになる。
それと、また
天井から細いワイヤで形成された構造物が
浮遊するように吊り下がっている
『川上りえ』の〔GRAVITY〕もなかなかイイ感じ。
天井から細いワイヤで形成された構造物が
浮遊するように吊り下がっている
『川上りえ』の〔GRAVITY〕もなかなかイイ感じ。
総じてみれば、値崩れしないのも
尤もと感じた次第。
尤もと感じた次第。