RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺場 ながれぼし@京急蒲田 2013年12月28日(土)

第一京浜】から【環八】を【糀谷】方面に折れ、
200mほど入った右手。

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曜日により『MILESTONE』との二毛作だが、
今日は土曜なので、標題店での営業。

店内はL字型、八席のカウンターに四人掛けのテーブル。
開店間もない11:40の入店で、先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客もゼロ。

繁盛店のはずなのに、どうしたことだ。
皆、大掃除や年賀状書きで、忙しいんだろうか。


食したのは、つけ麺大陸(210g)たまご入り+大盛り(70g)。
値段は800+100で900円。
デフォの《つけ麺》は750円だから
玉子が+50円になるのは良心的。

オーダーは直接。
会計は食後にカウンター越に。


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麺は細ストレート。
蕎麦を思わせる外観。
色と言い、麺に浮かぶ茶色い粒子と言い。
表面は滑らか。
愛宕』のそれよりも食べ易いのだが、
時として絡んでしまうのは仕方ないコト。

それにしても、素晴らしい喉越し。
一気に胃の腑まで、滑り落ちて行く。
同時に麦の香りが鼻腔に抜ける。

量も茹で前表示の様で、お腹がそこそこ膨れた。

『菅野製麺所』の麺箱が店内に積まれている。


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つけ汁は、なんと表現すれば良いのだろう、
一見、とろろ汁かと思ってしまった。
薄い茶色。
粘度はあり、麺への絡みも十分。

表面を大量の葱が覆うが、その味を感じないほど
つけ汁が纏わり付いている。

とは言うものの、味が濃い訳では無く、
印象はあくまでも穏やか。

最初は感じないのだが、
徐々に滋味がじわ~っと沁みて、食べ終わる頃には
口の中が丸い旨味で一杯になる。

麺の上に載せられている、茸のフレークを溶かし込みつつ食せば、
さらに味が二層建てになって行く。


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具材は、チャーシュー、海苔、モヤシ。

チャーシューは子人の掌大、厚みのあるものが一枚。
芳ばしく炙られ、肉らしい味わい。
この一品の中で、一番、味が強い。

海苔は短冊大が二枚。


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トッピングの玉子は黄身が蕩けて濃厚な旨味。
素晴しく美味しい。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

極めて異色な一品だが、
店を出てから、反芻するように
美味しさが口の中に溢れ出て来る。

良く出来ている。