RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Italian Bar R(エッレ)@新大塚:バル

新大塚】から【大塚】方面へ坂を下る。
左手に、ガラス越しに、カウンターの上にワイングラスがぶら下がる
一軒が見えて来る。

入って直ぐにL字型八席程度のカウンター。
奥には四人掛けのテーブルが三卓ほどの細長い造り。

これを厨房内に一人、お運び一人で廻している。


店のコンセプトはHPに明らかだが、
我々の訪問中も、
待ち合わせ前に、ちょっとビールを一杯の女性独り客、
帰宅前に、酒と惣菜で軽く腹ごしらえの男性独り客、と
多彩。

立地を考えると、夜もっと遅い時間の方が賑わうのかもしれない。

先ずはビールを呑みながら、
メニューと首っ引きで、美味そうな一品をオーダーして行く。


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《豚肉のテリーヌ 600円》

以降の惣菜も、基本、自家製。
取り立てて感動するほどではないけれど、
良く出来ている。


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ゴルゴンゾーラソースのムースのはちみつとバケット添え 500円》

これは面白い。
チーズと生クリームを丁寧に撹拌し、
仕上げに蜂蜜を一垂らし。
個性の強いチーズに甘みが意外とマッチする。
口当たりも滑らか。


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ロックフォールチーズ》

複数種あるチーズも希望により
切り出してくれる。


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《イタリアパルマ産生ハム 1,200円》

口の中で蕩けるまでの上モノではないけれど
野趣に満ちた旨味が、口中に広がる。


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《自家製フォカッチャ 250円》

これも自家製。良く出来ている。


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《自家製サルシッチャ 粒マスタード添え 450円》

ナイフを突き立てた途端、中から汁がぴゅ~と
飛び出して来た。勿体無い、勿体無い。
所謂、豚肉のソーセージだが
肉本来の旨味と加えられた香辛料の味が
絶妙のハーモニー。


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《野菜炒め》

メニューにはないモノを
リクエストして作ってもらった。
当店の特徴の一つだろう。
材料があればできるだけの対応をしてくれる。

予め室温に戻した自家製のベーコン、
キャベツ、玉葱をアンチョビーを加えてオリーブオイルで
さっと炒める。
美味い美味い。


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《鶏レバーのペースト 500円》

この値段で、この分量は良心的。


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《ペペロンチーノ》

パスタの茹で加減は絶妙。
大蒜のしっかりした香りに、
鷹の爪のぴりりとした辛さ。


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《イタリアチーズのクリームリゾット 950円》

チーズの旨味がガツンと濃い。
米の炊き加減は芯が僅かに残り上々。


評価は「バル」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。

ビールは一杯600円
スプマンテのグラスは500円~
グラスワインも700円~
と、酒の値付けも良心的。