RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 浜崎家@川崎 2013年11月23日(土)

『ちくらっぽ』を過ぎ『だるま』を越え、更に進むと
左手に「ラーメン」の文字を染め抜いた幟が見えて来る。

看板も{家系}のそれを思わせるものだが・・・・。

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標題店は、ブロガーさん達のレポートも少なく、
有っても、あまり好意的でない内容が殆ど。

それは、看板等からの印象を裏切る、
店の側面に掲示されている内容によるところが大きい様だ。

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「家系ラーメンのスープをベースにコクと旨味がありながら
あっさりしている」とゆ~。

安定した味の『勇』との選択を迷ったのだが、
コレクターとしては未訪店を優先するよなぁ。


店内は厨房を囲む様に少し崩れたL字型、十一席程度のカウンター。
12:25の訪問で先客は一。

最初男性一人に子供二人連れも客だと思っていたのだが、
それは店の人が賄いを食べていたみたいで、
その後食べ終わって出るまでの来客も
子供を二人連れた母親が一人。

券売機は店の奥の壁側に在り、
正面の入り口から入ると、少々遠い。


食したのは、チャーシューメン+麺大盛券。
値段は800+100で900円。
ちなみに、通常のラーメンは600円。

味の調整は、「麺硬め」だけをお願いする。

で、供された一品。


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表面を海苔が2枚ぺったりと覆う。
他の具も盛られているので、麺が見えない。
珍しいビジュアルだ。


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具の類いを脇に除けて、麺を引っ張り出す。
おや、これは確かに{家系}然とはしていない。
かなり黄身を帯び、中太(汁モノ基準)縮れ。
どちらかと言うと『二郎』インスパイア系のそれを彷彿とさせる。
やや、ぽくぽくした麺はかなり軟らかく、
これで硬めか・・・・。

しかし、啜り具合は却って良好。
噛み応えも、ややあり。
量はたっぷりで、まずまずお腹が膨れる。


スープの香りは、まさしく{家系}のそれ。
しかし、一口含むと、うむう、
確かに薄い。

豚骨をベースに、しかし、惹句に有るような
旨味やコクはさほど感じない。

あくまでもあっさりとしている。

逆に軽過ぎても、最後まで飲み切ることが
出来ないんだなと、今回初めて判った。


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イメージ 6



それ以外の具材は、チャーシュー、メンマ、ワカメ、野菜。

チャーシューは子人の掌大が五枚。
厚みも、歯応えも、ややある。
しかし、特有の旨味がするなぁ。

メンマは薄い色付き、歯応えの良い丁寧な処理。
しかし、これも、工業品由来と思われる
特有の味がする。

野菜はモヤシ主体で相当の量が盛られており
これは嬉しい。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。

女性や年配の人には好まれるだろう。

が、どこまでも事前期待と乖離した
一品ではある。