RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京神田 角中中華そば店@神保町 2013年11月22日(金)

【神保町】から【靖国通り】を
【九段下】方面に向かう。

この一角は、昔からラーメン屋さんが入居しても
不思議なコトに長続きしない。

本年6月にオープンした標題店はどうだろう?

イメージ 1


店頭着は13:00。
その時点で、壁に向いたストレート八席のカウンターは満席。
入り口左手にある券売機で食券を購入、暫し待つ。


食したのは、特製ぶたつけそば。
値段は1,000円。
通常の《つけそば》は850円。
大盛りは+100円だが、今回は様子見。

看板の《中華そば》共々「超濃厚」の文字が冠され
いやが上にも期待は高まる。

ちなみに、食べて出るまでの来客は計七で、
中途並びもできる。

相応の繁盛振り。

麺の茹で時間は8分とのコトだったが
実際に商品が供されたのは15分後。


イメージ 2


麺は中太ストレート。
濃い麦色で、全粒粉らしい黒い粒子が所々に混ざる。
良い麦の香り。
意外と滑らかな表面。
つるりと頂け、喉越しも良好。
最初、もちっとし、しっかり芯のある噛み応えも良好。
ただ、量は少ないな。
茹で前で250gくらいだろうか。

中途、添えられた檸檬を搾り込み、
味の変化を楽しむ。

注)照明の関係で、例によって全体的に赤っぽく写っています。


イメージ 3


つけ汁は豚骨。
表面を大量の葱が覆う。
一口食べて納得、これは確かに濃厚。
粘度も高いし、麺への絡みも激しい。
口をさっぱりさせるためにも、
この葱は必要だろう。

豚骨の味は十全にするのだが、
ここほどではない。
『健松丸』が「豚骨たべてますぅ!!!」だとしたら、
当店は「豚骨たべてます!!」くらいか。

下に更に皿が一枚敷かれているが、
丼は極熱。
最初は素のままで持てなかった。


イメージ 4

イメージ 5


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、鳴門。

チャーシューは二種。
つけ汁の中にはほぐしたものがたっぷり。
これはいい。

特製分と思われるのは子供の掌大、低温調理の薄目が二枚。

メンマは濃い色付きの極細が大量に。
こりりとした食感でこれも良い感じ。

イメージ 6


玉子は中央の濃厚な黄身が
とろりと蕩けている。

海苔はトランプ大が三枚。
厚みもあるし香りも良い。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

麺が少ない分を、つけ汁の濃さが補い
腹持ちは夕方まで十分だった。

あと、屋号となっている「┐」を「角」と読ませるようだが、
うちの田舎の方では「カネ」なんだよねぇ。


更に【九段】方面に向かう途中の路を覗き込むと、
この時点で『二郎』の待ちは三十人、
『用心棒』は四人、だった。

何れも繁盛で慶賀なことだ。