RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

風俗行ったら人生変わったwww@109シネマズ川崎 2013年11月10日(日)

本日が公開二日目(但し、Net上では6日から
公開されているのだが)。


席数175の【シアター4】は六割程度の入りと、少々寂しい。
入場料千円均一の四作のひとつとしては、だが。

客層がかなり面白く、
男女のカップル、男同士の複数、そして男性独りだけ、と
綺麗に分かれている。

男性の個客は、なんとなくオタクっぽい人が多く、
タイトルも含め一般客に忌避される理由かも、と
思ったりする。

イメージ 1


コミユニケーション障碍に吃音、
更には過換気をおこしがちな29歳の童貞
『遼太郎(満島真之介)』が、勇気を振り搾って呼んだ風俗嬢
『かよ(佐々木希)』が余りにも可愛い過ぎ、一目惚れしたことから
まさしく人生が変わって行く様を、ほのぼのとしたタッチで描いている。


電車男』がそうであった様に、電脳空間内の仲間達に助けられ
知恵を借りながら『かよ』と近接して行くのは常套の描写だが、
本作ではバーチャルとリアルが交じり合い、
仮想であるはずのNet住人達が、生身で『遼太郎』を救う事に奔走する。

ここいら辺の表現はかなり微妙で、
没入できる人と、そうでない人にはっきりと分かれてしまうだろうが、
自分はかなり好意的に観た。


それにしても、ここでの『佐々木希』は相当に可愛くて、
お馬鹿だが気の良い風俗嬢をぴったりと嵌り演じている。
アフロ田中〕〔ぱいかじ南海作戦〕の時より
遥に印象に残る。


売価なりに、掛けられる予算的な制約からだろう、
主要な登場人物は過少、尺も短く、
舞台も出来合いの場所でのロケが殆どだが、
それが妙に現実的な感覚を見せる効果になっているのは面白い。


評価は☆五点満点で☆☆☆★。

「PG12」扱いなのだが、どうしてこの程度の表現に
こんな規制がかかるのかが、さっぱりわからん。

「風俗」とは「デリヘル」とか「キャバクラ」と言った
表現がまずいのか?