RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 一燈@ラゾーナ川崎プラザ フードコート 2013年10月19日(土)

次の映画が始まるまでの時間が50分しかなく、
移動を考えれれば、行ける範囲は極めて狭い。

そんな時に頼りになるのが
標題のエリア。

一見混んでいても、見計らいで作っているので
供されるのも早いし、従い回転も速い。

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標題店は熱い汁モノしかないけれど、
その分供されるのも速やかだし、おまけに味は折り紙付き。

12:00丁度に列に付く。
前には二人、後ろにも数人の並び。
この時点で「5分ほどお待ち頂きます」の札が掛っている。

食したのは、《芳醇醤油》《濃厚魚介》と揃っている中から
芳醇香味そば(塩)特製 大盛。
値段は900+100で1,000円。
「淡麗」なる副題も冠されている。

カウンター越しにオーダーし、
レシートと同時に、
この時点で14番の札を渡される。

しかし、5分もしない内にベルが鳴り
いそいそと商品を受け取りに向かう。


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麺はストレート。
僅かにカールしている。
量はそこそこあり、茹で前で200gくらいか(汁モノ基準)
特有の麦の旨味、ぷっつりとした噛み応え、
するりとした喉越し。
何れも申し分ない。


スープは塩。
透明度は高く無い。
ただ、一口啜れば、ほう、滋味に、旨味に溢れている。
柔らかな塩味が、胃から体に沁み渡る。
しかも仄かにトロミがあり、
前述の滑らかな麺に良く絡む。
これは良く出来ている。


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具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、ホウレン草。

チャーシューは小さいながら異なる素材(豚と鶏)が二種×二枚づつ。
何れも低温調理の様で、くにゅりとした独特の食感。
しかし、これの問題点が、焼いたり煮たりするのに比べ
肉の旨味の活性化が鈍いところだが、このスープに漬されれば
それも気にならなくなる

メンマはやや濃い目の色。
らしい、良くある類の味。
しかし、処理は丁寧なので、匂いも
歯触りも気にならない。

玉子の表面は色付いているが、
黄身はとろりと溶け出し、
柔らかな甘みも帯びている。
これは美味しい。

海苔はトランプ大が三枚。
厚みがあり上々の一品。

ホウレン草はくきくきした歯応え。
青物を食べていると実感できる味わい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

値段もよいが満足できる、納得できる一品。
スープは絶品で最後まで全く飲み飽きない。