RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺匠 竹虎@六本木 2013年9月14日(土)

外苑東通り】の坂を【東京タワー】方向に下る。
左手に店名を彷彿とさせる、竹をモチーフにした装飾の標題店が見えて来る。

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店内は厨房に向いた半円形のカウンターが七席に
個室が幾つか。
12:50の入店で先客はカウンターに二。
個室も半分くらいは複数連れの客で埋まっている感じ。
食べ終わって出るまでも独りより、
カップル・親子での訪問者が多し。

各席に備え付けのメニューを見ながら、
今日の昼の一品を呻吟する。
《つけ麺》だけでも五種類程度が揃えられているから。


食したのは、ゆず魚介豚骨つけ麺。
値段は800円。
大盛(300g)無料とあったので、併せてお願いする。
ちなみに、並は200g。

オーダーは直接。会計は食後に伝票を持って
入り口近くのレジで。


と、水と一緒に「サービスで~す」と、
麺の素揚げが出される。ほう、これは面白い。

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早速、一つまみ。
む、ちょっと湿気っている。
オマケ的な側面とは言え、これは如何か。


待つ事暫し、
折敷に載せられて、オーダー品が配膳される。


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麺は中ストレート、僅かに捻じれ。
茹で前で300g以上は有る様に見え
たっぷりと盛り上がっている。
淡い麦色に、麦の良い香り。
しかし、一本掬って見ると
表面はやわやわ、それでいて芯は若干ごんわりとして
どうも茹で方の調節が上手くない感じ。
なんか、勿体無い。
折角、良い麺なのに。
ただ、お腹は膨れた。


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つけ汁は魚介豚骨。
量もたっぷり。
粘度は低め、さらりとしている。
ざらつきも無く、魚系と動物系の味は程好く折衷されてはいるが、
如何せん、甘すぎ。
それも舌に纏わり付く様な、独特の甘み。
これは途中で飽きてしまう。
しかも肝心の柚子が殆ど薫らない。
食べ終わるまでに三回位しか感じなかった。


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具材は、チャーシュー、メンマ、玉子。

チャーシューは大きなマッチ箱大のバラ肉が一個。
軟らかく煮上がって脂肪部はトロトロ。
しかし、肉の部分はややの歯応えを感じ良品。

メンマは濃い目の色と味。
二本が投入され、多少繊維が歯に障る。

玉子は小さな硬茹でが半分。
これも味がしっかりと沁みている。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

お腹も膨れたし、値段を考えれば不平を言ってはいられないが、
麺とつけ汁は如何にも看板倒れだなぁ。