RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

69’N’ROLL ONE@赤坂 2013年7月18日(木)

【町田】の人気店が【赤坂】に越してきた。
そうそうは足を延ばせる場所では無かっただけに
勿怪の幸いである。

場所は【エスプラナー赤坂通り】沿い。


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店内は相当の広さ。
二人掛けのテーブルが八卓、
四人掛けが二卓、
中央に八人掛けの大テーブル、
壁に向いた三人が掛けられるストレートのカウンター。

11:20の入店で先客は六。
その後食べ終わって出るまでの来客は七。

席数が多いので、そうとは感じないが、
普通のスペースの店であれば、凄い混雑に見えるだろう。

券売機は入り口左手。
しかも、二台並んでいる。
勿論、キャパを意識してのことだろう。


食したのは、つけ麺大。
値段は1,050円。


供されるのを待つ間に周りをきょろきょろと見回すと、
《つけ麺》の食べ方を指南したPOPが目に入る、
何だが沢山の仕掛けが施されていそうで、
わくわくする。


イメージ 2

麺は細ストレート。
透明な昆布出汁が張られている大振りな丼の中に
こんもりと盛られている。
しかし、この様はまるっきり《冷麦》ではないか。
試しに、そのままを数本掬い啜り込む。
ああ、確かに昆布の味がする。
ただ、幼少の頃から、その手の旨味に馴染んでいない為、
識別できる舌力が、こちらに無いのは残念だ。
しっこりとして喉越しは良い。
するりと胃の腑に滑り落ちて行く。
芯にはしっかりとコシがあり、
噛み切る時の歯応えも上々だ。
しかし、量は多くない。
満腹、とは行かないな。


イメージ 3

つけ汁は鶏醤油。
澄みきった美しい琥珀色。
濃い味では無いが、じんわりと鶏の旨味が染みて来る。
これは好きだ。しかもたっぷりと注がれているのは有り難い。


イメージ 4

薬味が各種添えられている。
通常の葱に加え、生姜・茗荷・山葵・檸檬などなど。
少しづつ使いながら、味の変化を楽しめるのは嬉しい。



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具材は、チャーシュー、メンマ。

チャーシューは花札大、かなり薄めの部位が異なるものが二枚。
最初はなんてチープな、とがっかりしたが、
口に放り込んで驚いた。
脂の美味さが半端ではない。
なにこれ。
ああ、もっとたっぷり食べたいなぁ。

メンマは穂先。
かなりの太さと長さ。
しかし、しっかりと柔らかい。

麺を食べ終わった後は、
二種の出汁を混ぜ合わせ、最後まで綺麗に飲み干す。

ちょっと、お腹が、たぽたぽになった。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

とっても、凝っている。
が、一方で、凝り過ぎの感もある。
いや、勿論、美味しいんですけどね。


訪問当日は、嶋崎店主が厨房に入っていた。
変なハナシだが、なんかトクした気分。