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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

渋谷区立松濤美術館所蔵品展@ギャラリー大和田 2013年7月15日(月)

第二弾のタイトルは「Ⅱ自然の恵み-彫刻と絵画-」。
会期は~7月21日(日)まで。

十名の作家の十九点が展示され、
前回に比べると、物量的にはかなり縮小されてしまった印象。

また作成年代も殆どが戦後の作品であるのに加え、
所謂、自分が知った名前が過少なのも、
鑑賞するには、ちと辛い。


で、例えば、『清原啓一』の〔闘鶏〕。
「鶏」をよく、ものした画家との紹介文だが、
構図と言い『竹内栖鳳』の〔蹴合〕そっくりなんだが、
これはモチーフを突き詰めて行くと
真髄は酷似してしまう
と言うコトだろか。


自然との共生という、お題目は立派だが、
肝心の濃度がイマイチの印象。

最終回は一層の奮起を期待したい。