RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

味の店 八チャン@六本木一丁目:焼鳥

【六本木一丁目】Y字型の交差点、
歩道橋のたもとに在る。

例によって昼時は《昼定食 900円》目当ての客で
行列店。

しかし、夜にもなると人通りも少なくなる界隈、
軒下の赤提灯が侘しそうに揺れている。

店内は十五席程度のL字型のカウンター。
当日19時頃の入店で、先客は一組。
しかし、その後三組の来店も、
驚愕したのは、その半分が外人さんと言う客層。

どこかに、紹介されているのだろうか?
マップ片手に次々と来店、
ささっと食べて、ささっと会計。
まるで、バルをハシゴしているみたいだ。

店主の応対も手慣れたもので、
ビーフ?」と聞かれれば「チキン」とあっさり返し、
伝票の金額を見せ料金を徴収と、流れる様。


ビールはサッポロ黒の大瓶が600円(確か)。

先ずはアテにと、


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《冷奴》
木綿豆腐の半分が六等分され盛られている。
掛かっているのは葱や鰹節等を醤油で混ぜたもの。
しかし、この豆腐、しっかりと硬く豆の味がちゃんとする。
これは良いかも。


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《煮込み》
入っているのは、モツと大根だけ。
香草等の雑味は一切ナシ。
至ってシンプルだが、内臓の旨味と
それをたっぷり吸った大根を存分に味わえる。
臭み等は全く感ぜず、丁寧に処理されている。
最後は汁まで飲み干してしまったが、
これに白飯を投入したら旨いだろうなぁ。


イメージ 3

《ひな鳥》
所謂、葱間。鶏は勿論、焼き加減・塩加減、
更にはじゅわっと来る旨味も十分だけど、
焦げた葱の甘みが、とっても素晴らしい。


イメージ 4

《砂肝》
焼き加減も上々。
こりりとした食感も上々。


イメージ 5

《皮》
これもぐっと噛むと、
脂がじゅわりと滲みだす。
良いね。


イメージ 6

《タン》
さくりとした歯応え。
あっさりとした旨味。
一塊がそこそこの大きさなので、
頬張れば結構幸せかも。

此処までは、塩で、
次からは趣向を変え、タレにしてみると・・・・。


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《レバー》
うげ、真っ黒だ。
噂には聞いていたがここまで黒いとは。
炭の入っている液に漬けた感じ。
しかし、味は真っ当。
甘み・鹹みも程好く、
肉類を食べるのに、最適な調味料と化している。
中身なんなんだろ?

じゃあ、最初に戻って、もう一回行って見る?

イメージ 8

《ひな鳥》
やはり味わいが変わるなぁ。
塩・タレ、どちらも捨て難い。


今日は軽めで、という申し合わせだったので、
食も呑みも、これで終了。

それでもビールは7本くらいは呑んだかな。


お会計は〆て6,800円と、
珍しくWeb上の「通常平均」と近似。


評価は、
焼鳥屋基準の☆五点満点で
☆☆☆★。

肉類は一串の単価が200円を超えるものが多く
安くはないが、味は満足のいくモノ。
メニューの種類は少ないけど。


ただ、店主は常連以外には愛想が無い感じ。

オーダーを紙に書いて渡すように言われたのだが
供し忘れがあったりして(勿論、会計には乗っていなかった)、
そこいらへんは少々不満。


あと、餃子が美味しそうだった、
次は挑戦してみるかな。