RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋武蔵ラーメンバーガー by ロッテリア 2013年5月19日(日)

ロッテリア』で
標題商品が供される予定とのハナシは聴いていたが、
一部店舗では先行発売とのことで
Webで確認すれば、おお、今日の行先である【川崎】では
何れの店舗も対象となっているじゃあないか。

それではと、『アトレ川崎FS』店に潜入。
麺屋武蔵ラーメンバーガー(『特製スープ』付き) 634円
+替え玉 100円
をオーダーする。
〆て734円は、通常のラーメン屋さんでは
しっかりと一杯が食せる金額だよ。

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全体像。

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バーガーの包み紙には
コラボの故が刻印。

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包みを開くと・・・・、
おお、バンズから麺がはみ出している。

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ちょっとだけ開いてみれば、
中には豚肉の塊。
脂分が多いが、軟らかく煮上がり、
しっかりと濃い味付け。
それに付随するタレが麺にもかけられ、
これを頼りに食せ、
と言うことなのだな。

麺自体は長めなので、噛み切る場所によっては
繋がってしまい、少々、食べ辛い。

タレも、僅かにしかかかっていないので、
味が万遍なく行き渡らず、
麺とパン、何れも小麦の取り合わせなのは
かなり不満。
屋上屋根を重ねる、みたいな。

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中途で喉につっかえるのを防ぐ意味もあるんだろうか、
デフォでスープが添付されている。
粘度は低く、チルドの《つけ麺》のつけ汁にあるお味。
所謂、独特のえぐ味。
ただ、魚介系の旨味も感じ、
この手の汁とすれば上出来の部類か。

しかし、ここで飲み干してしまうと
後の《替え玉》が食せなくなっちゃうからなぁ。

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替え玉。ひと塊になっている。
ほぐして、つけ麺みたいに食べられるかと思ったが、
どうやらムリそう。

そのままを、どぶんとスープに投入する。

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この後、良くかき混ぜ、たっぷりとスープを絡ませて頂く。
芯やコシは感じない。

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トレーには、告知のシートが置かれ、
次回の割引券も印刷されている。


御代が高い割には、質が追いついていない。

634円は『武蔵』由来だろう。
替え玉が付いて、これならアリだけど、
語呂合わせ優先だとしたら、
コンセプトを履き違えているとしか思えない。
早い・安い・旨いの
ファーストフードの本分を外している。

コラボをすることが優先で、
消費者は置き去りにされてしまった印象。

一度食べれば、ハナシのネタとしては十分で、
二度、更には、同じ方向性の企画商品が新たにリリースされても、
食べて見ようとは思わん。

かなり残念な一品。