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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 阿夫利(AFURI)@麻布十番 2013年5月5日(日)

【4番出口】から右手に見える【TULLY'S】と【洋麺 五右衛門】
の間の道を直進。
やがて右側の奥まった場所に威風堂々とした看板が見えて来る。

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本年2月にオープンした、比較的新店。

開店間もない11:05の入店で先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。

店内はL字型、十八席のカウンター。
券売機は入り口左側。


食したのは、つけ麺(大盛)柚子露。
値段は1,000円。


カウンター越に食券を渡すと、
麺の冷/温の別を確認される。
「冷たいので」とお願いすると、
更に「汁も冷たいですけど、良いですか?」と
念を押される。

やがて麺が、次いでつけ汁が供されるが、
この時に「割りスープの用意もあります」旨も
伝えられる。
丁寧な案内である。


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麺は中平縮れ。
おや、思いの外、量がある。
茹で前で300g程度か。
女性客が多い、スタイリッシュな一軒にしては
少々以外だ(勿論、自分にとっては嬉しいコトだが)。
しゃっきりと〆られ、表面は滑らか。
更に、シコシコとした歯応え。
噛み切ろうとすると、歯がぐっと押し返される。
しっかりとした芯。
喉越しも上々。
全体的に硬めにゆで上がり、良く出来ている。


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つけ汁は醤油。
極小さい茶碗で供される。
深い琥珀色。表面には胡麻がたっぷりと浮かぶ。
柚子は仄かにしか薫らない。
酸味はかなり強い。
味に尖りは無い。
酸っぱさも麺には合うのと、次第に慣れて来る。


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具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、水菜。

チャーシュー、と言うよりも骰子大の乱角が炙られ
ゴロゴロと盛られている。
軟らかいし、味付けもしっかり。
持ち上げると、ふるふると揺れて揺れて。
脂が多いのが、逆に好ましい。

メンマ、と言うよりも拍子木に切られた筍。
青椒肉絲》に入っているものの様に
さくりとした噛み応え。
味付けも、それに倣っているのではないか。

玉子は半分ながら黄身はしっとり。
しかも、この味わいが、バターの様にねっとり。
かなり美味い。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
つけ汁の酸味がもっと抑え気味なら、
更に好みだったが・・・・。


【恵比寿】店が出来て直ぐの時に、
一度訪問したことがある。

空き席が有るのに待ち客を誘導しない。
一方で店員同志は話しまくっている。
いざ案内されても水が出されず
隣の人の分も含め催促すると
「すみません」の一言も無い。
随分と不愉快な思いをし、
事業を拡大することの弊害?
等と独りごちながら、それ以降、同系列の店からは
足が遠のいていたが、
今回の訪問で、かなり考えが改まった。

ただ、店員さん同士が、よく喋っているのは
変わらないけどな。