RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

SICF13受賞者展@エスプラナード(スパイラルM2F) 2013年5月4日(土)

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【スパイラルホール(スパイラル3F)】で開催中の”SICF14”は
3・4日の前期
5・6日の後記に分かれ、
各50組の展示に、一日入場券は700円なのだが、
標題展の内
【M2F エスプラナード】で展示されている作品に限っては
無料で鑑賞可能。

とは言うものの、
拝見できる出展作家は
『佐野景子』
『髙﨑紗弥香』
『フクシマチヒロ』
『悠』
の四人のみと、少々寂しい。
ただ、内容はそれを補って御釣りが来る具合の充実度。


ここにも展示されている『佐野景子』の作品は
水を満たした容れ物(コップとか瓶とか。ただ、元々これらは
ガラスでできているモノ)の何れもが透明素材でありながら
質感の差を十分に体感できる。

なまじ、(これも)見慣れた材料故に、
表現の技量がカギになると思うのだが、
いや、素晴らしい。


『悠』の{切り絵}は最初
「ああ、切り絵だな。なんと細かい細工」と感心しながら
よくよく見れば「ひょっとして、細い糸を紡いで造られた作品か」と
見方が揺らぎ、
更に食い入る様に見つめ、当初の手法であることに得心する。

それ程の細かい仕事に驚嘆。

腕が骨に変わって行くモチーフも
手法に相まって面白い。